ポケモン タケシ 年齢。 ポケモンのタケシは初代ジムリーダー!年齢・声優やタケシとの別れの理由は?

アニメ版ポケットモンスターの登場人物

ポケモン タケシ 年齢

サブロウ ヨモコ ゴロウ ムツコ ナナコ ヤオキ クロウ トオコ 英語名 Salvadore Yolanda Tommy Cindy Suzie Timmy Billy Tilly 出身地等? 年齢 10代? タケシ本人を含めて兄弟姉妹は10人いる。 全員長兄のタケシや父のと同様に細目をしている。 で初登場し、以後ニビジム関連のエピソードに登場している。 兄弟姉妹構成 タケシを除き、数字に関係した名前がつけられている。 長男・タケシ• 詳細はを参照。 次男・ジロウ• 詳細はを参照。 三男・サブロウ• 長女・ヨモコ• 四男・ゴロウ• 次女・ムツコ• 三女・ナナコ• 五男・ヤオキ• 六男・クロウ• 四女・トオコ 声優 話によって変更がある。 サブロウ 津村まこと ヨモコ ゴロウ ムツコ 林原めぐみ ナナコ 大谷育江 ヤオキ 犬山イヌコ クロウ トオコ 佐々木日菜子 関連項目• (父)• (母).

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ポケモン・至高のタケシ フィギュアに原型師も困惑! 出来の良さに「いい筋肉」「欲しい」の声続々 | ガジェット通信 GetNews

ポケモン タケシ 年齢

それぞれのポケナビに送られてきた文面は、そんな簡素なものだった。 皆が各々道を歩き出して数年。 集まるのはどのくらいぶりか。 全員が集まるのは、もしかしたら初めてかもしれない。 「ヒカリ?」 カントウへ向かう船の中で、まずはこの三人が再会した。 「ハルカ!!」 「ヒカリ!久しぶりね!」 「ほんと!いつ以来だっけ?」 「えーと」 二人して首を傾げるのを、隣で見ていたマサトが呆れたようにため息をつく。 「お姉ちゃん、もしかして忘れちゃったの?」 「えへ」 「まったく…」 やれやれと肩をすくませたマサトに、「何よぉ」とハルカは頬を膨らませる。 そのやり取りにヒカリは笑った。 「貴方がマサトね。 初めまして、ヒカリです。 ハルカと同じコーディネーターよ」 マサトにヒカリが自己紹介する。 この二人、実はこの日が初対面だった。 「マサトです。 噂はお姉ちゃんやサトシ達からいろいろと聞いてます。 ミクリカップも見てました。 お姉ちゃんを負かすなんてやるよね~。 あのあと、お姉ちゃん、大変だったんだから」 「ちょ!マサト!」 余分なことまで言いそうなマサトを止めに入って、ハルカが慌てた。 「相変わらずなのね」 「…もう!おかげ様で」 そうして三人で笑い合う。 「えーっと迎えに来てくれるって聞いてるんだけど…」 船を降りて、ハルカがキョロキョロと辺りを見渡した。 迎えらしい人影は見当たらない。 「お姉ちゃん、ホントにここなの?」 「うん。 そのはずよ」 マサトの問いに返事をしながら、ハルカはポケナビのメールを確認する。 「誰が来てくれるの?」 ヒカリが首を傾げて訊ねた。 「あ、ヒカリは初めて会うんだっけ?カスミっていって、ハナダジムのジムリーダーやってる子なの」 ポチポチとポケナビを操作しながら、ハルカは答える。 「うーん。 やっぱりここよね~」 「あ!お姉ちゃん!あれじゃない?」 マサトが指差す方向から、自転車に乗った少女が走ってくる。 「ハルカ~!」と呼び声を上げた彼女は、以前会った時よりも幾分か髪が伸び、スラッと伸びた腕を大きく振っていた。 「カスミ!」 「久しぶりっ!」 自転車を三人の前に止めて、カスミは笑う。 「あっ!貴女がヒカリね。 サトシ達から聞いてるわ」 明るい笑顔を向けて、カスミが手を差し出した。 「あたしはカスミ。 ハナダジムのジムリーダーやってるの」 「ヒカリです。 私もサトシ達から、貴女の事聞いてる。 口煩いけど、ポケモン思いのいい子だって」 握り返して言うヒカリに、カスミは眉間を寄せる。 「口煩いはサトシの台詞ね。 あいつ、覚えときなさいよ」 そういうカスミへ、三人が笑い声を上げた。 マサラタウンへは、港からそんなに距離は離れていない。 もともとカントウ最南端の町だ。 北のトキワの森に隔たれ、南は海と、閉鎖的な印象はある。 その為、この街を訪れる者は少ない。 港はマサラからでないと行けないわけじゃないから、確実に訪れるとなると、ますます皆無に等しい。 「いいところね」 ヒカリが素直に感想を零した。 北に位置するシンオウとは違う、暖かい長閑な小さな小さな田舎町。 ふと、四人の前をポケモン達が通り過ぎた。 一匹ではない。 十数匹のポケモン達だ。 「わっわっ!」と楽しそうに声を上げるマサトに、驚いて声も出ないハルカとヒカリ。 「驚いた?」 その問いに、コクコクと三人が頷く。 「此処はもうオーキド博士の研究所内だから、まだまだたくさん出てくるわよ」 「此処が!?」 驚愕な表情で、ヒカリはキョロキョロと辺りを見渡す。 周囲は自然に溢れていて、とても敷地内とは思えない。 「研究所の裏側は、手付かずの自然になってて、野生のポケモンも、博士がトレーナーから預かってるポケモンもみんな一緒に暮らしてるの」 「ハァ~。 やっぱ凄いかも…」 カスミの説明を聞きながら、ハルカがポカンと口を開く。 「あれ?ハルカも知らなかったっけ?」 「うん。 前に来た時は、研究所の方でこっちまで来てなかったもの」 「そっか」 そんな話をしながら、四人は進む。 途中、マサトが「あれは?これは?」と相変わらずの好奇心を発揮するものだから、「置いてっちゃうから!」とハルカに怒られる場面もあったが…。 ようやく研究所が見えてきた所で、意外な子が四人を出迎えた。 「ダネダネ~」 聞こえてきた声に四人が前を見ると、フシギダネがピョコピョコと走ってくる。 「フシギダネ!?」 「もしかして、サトシのフシギダネじゃない?」 驚くヒカリに、ハルカがかつて会ったサトシのフシギダネを思い出した。 四人の足元まで来たフシギダネは、ニコニコと笑顔で「ダネダネ」と鳴く。 「やっぱりサトシのフシギダネ!久しぶりね」 「久しぶり、フシギダネ」 ハルカとマサトに頭を撫でられて、フシギダネは嬉しそうに鳴く。 「もしかして、迎えに来てくれたの?」 カスミの問いに、フシギダネは頷いた。 「ありがとう。 フシギダネ」 カスミに頭を撫でられ、フシギダネは笑顔で先頭を歩き出した。 「おーい!!」 研究所の裏庭までやってきた四人に、声を掛けてくる人物がいる。 「ケンジ!」 四人が見るその先に、エプロン姿で本日の準備をしていたケンジが手を振っていた。 その隣に、同じように準備を手伝うシゲルと、他多数のポケモン達の姿。 「いらっしゃい」 駆け寄るように来れば、シゲルも笑顔で出迎えた。 「シゲル。 久しぶりだね」 「ほんと、久しぶりかも~」 「私はシンオウ以来?」 マサト、ハルカ、ヒカリの挨拶に、「みんな、元気そうで安心したよ」と笑顔で返す。 「博士は?」 「おじい様なら中だよ。 挨拶してくるといいよ」 そう言って、どうぞと研究所の中へと招いてくれる。 「ねぇ、サトシとタケシは?」 中に入る前に、マサトが訊ねた。 「まだだよ」とケンジが答える。 「昨日、連絡してきた時には今日の昼には着くって行ってたから、もうすぐ来ると思うよ」 「そっか」 その返事に納得したのか、マサトも研究所へと入っていった。 オーキドへの挨拶を済ませて、全員で準備を続ける。 カスミ、ハルカ、そしてヒカリはキッチンに居た。 三人とも、料理は得意ではない。 だが、本日はハナコが一緒だ。 「カスミちゃん、こっちの混ぜててもらえるかしら」 「はーい」 「ハルカちゃんとヒカリちゃんはこっち手伝って」 ハナコの指示に従いながらとはいえ、三人がキッチンに立つのを、庭先でケンジの手伝いをしていたマサトが「心配だよ~」と不安を零していたのは、幸い、三人には聞こえていなかった。 聞こえていたなら、今頃、雷が落ちていたに違いない。 「マサトは自炊してるの?」 ケンジの問いに、「少しはね」とマサトは返した。 「野宿の時とかはやるよ。 タケシ直伝の野外用レシピもらったんだぁ。 タケシほどは美味しくないけど、お姉ちゃん達みたいに食べられない物作ってないもん」 「アハハ…。 そ、そう…」 ふふん。 と胸を張るマサトに空笑いをしながら、思わず聞こえていやしないかと、ケンジが中を窺ったのは仕方のないことだろう。 ハルカやヒカリとは付き合いが短くとも、カスミの怒号は今は居ないサトシ共々よく聞いていた。 彼女たちを怒らせた日には、一体何が起こるかわからない。 「マサト~。 料理運ぶの手伝って~!」 キッチンからハルカの声を聞いて、ケンジがビクリと肩を竦ませた。 (もしかして聞こえた?) けれどマサトは、そんな事を微塵も思わなかったらしく、返事を一つすると走っていく。 (強いのか…。 図太い神経してるのか… マサトを見送りつつ、ケンジは胸中で一つ溜め息を吐いた。 「遅いわね。 サトシとタケシ」 準備も整い、時間も太陽が真南を過ぎた頃、ヒカリがなかなか来ない二人に、心配そうな声を上げた。 先に始めようかという意見もあったが、もう少しで来るだろうと、皆で待っているのだが、さすがに遅すぎると感じる時間を過ぎてしまった。 「どうしたのかしら」 「サトシだけならともかく、タケシも一緒なんだから、遅刻なんて有り得ないと思ってたけど…」 「まぁた、サトシが寝坊とかしたのよ。 きっと」 女性陣の言葉に、ケンジとシゲルは二人して空笑いをする。 (サトシ…、いつもの事ながら、酷い言われようだな…) 世間からマスターと呼ばれようが、仲間の中ではいつまでも『おっちょこちょいで、すぐ調子に乗って、真っ直ぐ』なサトシだ。 旅を始めたばかりの頃から、それは変わらない。 サトシとタケシも、自分の称号に喜んでも、だからと言って何が変わったというわけじゃない。 いつまでも、あの頃のまま。 もしかしたら、あの頃より連絡がつかないぶん、酷いかもしれない。 不意に、シゲルのポケナビがけたたましく鳴った。 「タケシだ!」 『えっ!?』 シゲルの声に、全員がそちらを見た。 「もしもし?タケシか?」 『あ、シゲル。 よかった、出てくれて。 みんなはもう来てるよな?』 昔と変わらない、柔らかい音のタケシの声がポケナビが伝えてくる。 ただ、それはいつもよりも少し焦っているような色を含んでいた。 「来てるよ。 二人は今どこにいるんだい?」 『悪い、今、トキワの森なんだ』 「トキワの森?」 『あぁ…。 ただ、ちょっと一大事でさ、シゲルに今から言うのを持ってきて欲しいんだ』 「一大事って…」 その言葉に、全員が驚いた顔をシゲルに向けた。 「ちょっと!タケシ!一大事って何よ!あんた達、また厄介なことに首突っ込んだんじゃないでしょうね!」 カスミの怒鳴り声に、ポケナビから安心したような明るい笑い声が上がる。 『カスミ、相変わらずだなぁ』 「それで、タケシ、何を用意して、何処に持って行けばいいんだい?」 『あぁ…』 そして、聞こえてきた頼み物は、救急用の道具ばかりで、思わずシゲルは眉間を寄せた。 『もうすぐ、そっちにピジョットが迎えに行くと思うから、そいつに渡してくれ』 「ピジョットって…」 「もしかして、トキワの森でポッポの集落を守る為に残った、サトシのピジョット!」 カスミが驚愕の表情で訊ねる。 それが聞こえたのか、『そうだよ』とタケシの返事がした。 『とにかく、急いでくれるか?よろしくな』 そして、ポケナビの通信は切れた。 同時に、ピジョットの鳴き声がして振り向けば、大きな翼を広げたピジョットが真っ直ぐにこちらに向かってくるのが見えた。 「ピジョットだ!」 「ケンジ!手伝ってくれ!」 「あ、うん!」 シゲルとケンジが研究所へと準備に走り、下りてきたピジョットを、珍しげにマサトとヒカリが出迎える。 そして、小型の鞄を持って二人が戻ってきた。 「ピジョット、俺達も連れっててくれるか?」 シゲルの言葉に、「あたし達も行くわ!」とカスミやハルカ達も声を上げる。 結局、オーキドとハナコを残して、全員で行くことになった。 ピジョットにはシゲルとカスミ。 他の皆は下からそれぞれポケモンに乗って追いかける。 ピジョットが案内したのは、トキワの森のメインルートから少し外れた場所だった。 ゆっくりと下りていくピジョットの先に、タケシの後ろ姿が見えた。 けれど、様子がおかしい。 「タケシ!」 ピジョットから下りて、声を掛ければ、驚いた表情をしてタケシが振り返る。 「シゲル!カスミ!どうして!」 「一大事と聞いて、待ってるだけなんて、僕達が出来るわけないだろう?」 シゲルにそう言われて、あとから続々と到着した面々にタケシは苦笑を零した。 「ねぇ、サトシは?」 ハルカがキョロキョロと周囲を見渡して、タケシと共にいるはずの、もう一人の仲間を探す。 「あぁ、サトシは…」 言いながらタケシは、自分が先程見ていた方を指差した。 その先は木々に遮られて、見ることが出来ない。 「あっちに居るの?」 ハルカの問いに、タケシは厳しい表情を木々の向こうに向けて「あぁ」と頷いた。 「サトシ一人で?どうして?」 「今はサトシに任せた方がいいと思ったからだよ」 「何が起きてるんだい?」 今度はシゲルが問う。 タケシは僅かに沈黙した後、小さく息を吐き出した。 「静かに、ついて来てくれ」 そう言って、見ていた方へ足を踏み出す。 全員が何事かと顔を見合わせ、とにかく、タケシの後を静かに追った。 サトシは木々の間にある茂みと向かい合っていた。 「大丈夫。 何もしないよ。 ただお前を助けたいんだ」 片膝を付き、掌を上に向けて差し出す。 ただ、それも自身の足元という身体に近く低い位置だ。 「ピカ、ピィカ、ピカピ、ピカチュウ」 サトシの肩に乗るピカチュウが、サトシの事を説明するように鳴く。 ガサリと茂みが動いた。 低く威嚇する声をあげるも姿を現さない。 僅かに見える耳が、そのポケモンがデルビルだと判断できた。 このトキワの森に生息しているはずがないポケモンだ。 「怪我してるんだろ?その手当てをオレにさせてくれないかな」 サトシはデルビルに声を掛ける。 鞄も、ボールもタケシに預けてきた。 今のサトシは、攻撃を受ければ間違いなく怪我を負う、急所を曝した完全に無防備な状態だ。 「オレは敵じゃないよ」 な。 と笑いかけるサトシに、ピカチュウも相槌を打って鳴く。 茂みが再び動いた。 疑心暗鬼の色をその目に浮かべたまま、デルビルはゆっくりとその姿を現した。 「デルビル…!」 「なんでこんな所に…。 生息地はもっと山岳に近い所のはずじゃ…」 タケシから聞いた事情に、ケンジとマサトが思わず声を出す。 他の仲間達も驚愕を隠せない。 「まさか…」 シゲルが気付いたようにタケシを見た。 タケシが頷く。 「あぁ。 トレーナーに捨てられたポケモンだよ」 辛抱強く声を掛け続けるサトシの方へ目を向けながら、タケシは続けた。 「どうやらバトルをして負けたまま捨てられたみたいで、怪我をしてるんだ。 逃がすことはトレーナーに認められている。 でも、ちゃんとした手順もなく、デルビル自体が理解していない内に放置されたみたいで、人間不信に陥っちゃってる。 近づこうにも殺気立っちゃって手が出せないんだ」 タケシを説明に、「そんな…」とハルカが悲しそうに表情を歪ませた。 「それじゃあ、サトシも危ないんじゃないの?」 「そうよ。 むしろ、こういうのはタケシの方がいいんじゃ…」 マサトとヒカリの言葉に、タケシは首を横に振った。 「いいや。 俺よりもこういうことに関してはサトシの方が得意なんだよ。 これまでもそうだったから」 言いながら、タケシは小さく微笑う。 旅を始めてから、こういう事は今日が初めてじゃない。 一番初めはヒトカゲだった。 フシギダネ。 ゼニガメ。 エトセトラ…。 サトシが自身でバトルをし、ゲットしたポケモンは数えるほどしか居ない。 ほとんどがサトシが助けたポケモン達が、サトシを慕って付いてきた者ばかりだ。 二人になってもそれは変わらず、現に今預かってるボールの中のポケモン達も、ゲットして得たポケモンは一匹としていない。 一度はサトシと長く旅をした仲間達なら、その意味は理解できることだ。 だから、「まぁ、そうだけど…」と苦笑を返してきた。 「あ、見て!デルビルが!」 ヒカリの声に、全員がサトシの方を見る。 茂みから、唸り声を上げたデルビルがゆっくりと姿を現した。 遠目で見ても、明らかに殺気立っているのが分かる。 だが、サトシは安堵の表情を浮べていた。 「大丈夫…。 此処にはオレしかいないよ」 姿を現したデルビルに安堵の表情を浮べて、サトシは足元で差し出していた手を、僅かに前に出した。 ゆっくり、少しずつ…。 デルビルの警戒を解きながら、心の距離を縮めていく。 「大丈夫だ」 微笑んだ。 ピカチュウも大丈夫と鳴いた。 デルビルの表情が僅かに戸惑いを見せている。 (もう少し…) 焦っちゃダメだと分かっている。 けれど、気が競ってしまう。 なかなかタケシのように冷静でいられない。 でも、タケシは言った。 そうだろうかと思った。 タケシの方が、ポケモン達のことをよく分かっている。 それでも、タケシはそう言った。 タケシが何故そう言ったのかサトシには分からない。 けれど、タケシがそう言ってくれたのは嬉しいことだった。 だから、その期待に応えたい。 何よりも、サトシ自身がデルビルを助けたいと思っていた。 今回も真っ先にデルビルを見つけたのはサトシだし、駆け出しって行ったのもサトシだ。 それこそがタケシが言う『サトシの方が向いている』という言葉の答えだ。 勿論、本人は無自覚なのだが…。 デルビルが警戒と戸惑いの両方の色を滲ませたまま、一歩ずつ確実にサトシに近寄っていく。 (もう少し…) 思った次の瞬間。 そして響き渡ったオニドリルの声に、デルビルがビクリと身体を強張らせた。 オニドリルが何を言ったのか、サトシには分からない。 だが、驚いたデルビルは別の茂みを見て、一気に瞳に怒りを露にした。 サトシが振り向く。 そこに居たのは、タケシや他の仲間達だった。 どうやら、マサトとハルカ、ヒカリが身を乗り出し、弾みでこちら側に転がり込んだらしい。 「お前ら!」 唐突に出てきた仲間達に驚愕の表情を向け、次の瞬間にハッとデルビルの方を見た。 サトシ以外の人間が居ることに、デルビルは警戒を一掃に濃くしている。 同時に、サトシの言葉が嘘であったと傾けかけていた信頼を霧散させた。 そして…。 「危ない!サトシ!!」 カスミの声がしたと思ったのと同時だった。 デルビルがサトシに襲い掛かる。 腕に走る痛みが、その後に続いて感じる。 「くっ…」 痛みを堪えて、右腕に噛み付くデルビルを見た。 今デルビルは、怪我をしたボロボロの状態で、それでも精一杯サトシに抵抗しようとしている。 怯えと怒りとを滲ませて、弱りきっていても負けじと、牙を剥く。 それが痛いほどに分かるから、サトシは微笑った。 「大丈夫だよ。 デルビル。 あいつらはオレの仲間だ。 誰もお前を傷つけるヤツはいないよ」 言いながら、ゆっくりと頭を撫でてやる。 「みんな、お前を助けたいって思ってるんだ。 だからさ、少しでいいんだ。 オレ達のこと、信じてくれよ」 デルビルが視線を上げた。 「デルビル。 お前を助けたいんだ」 デルビルの眼に、笑顔のサトシとピカチュウが映る。 ゆっくりと、デルビルが腕から口を離した。 自分で噛んだその傷口を、労わるように舐める。 「ありがとな、デルビル」 頭を撫で、尚も微笑むサトシに、デルビルは頭を摺り寄せた。 「タケシ」 サトシの呼び声に、タケシがゆっくりと近づいてくる。 「デルビル。 手当てさせてくれな」 サトシとデルビルの隣に片膝をついて、タケシが微笑んだ。 一瞬は警戒したものの、デルビルはそのまま大人しく治療をさせてくれる。 仲間達は、茂みからその光景を見守っていた。 なんと声を掛けたらいいのだろう。 怪我をしたポケモンを助けるのは、旅の間に何度もあったのに、今のこの気持ちは何なのだろう。 考えてみたものの、言葉は何も浮かんでは来なかった。 シゲルが手にしているバッグを思い出さなければ、そのまま立ち尽くしていたかもしれない。 「まったく、君はいつも無茶をする」 そんな憎まれ口を言いつつ、シゲルがサトシの腕の治療をする。 そうでも言っていないと、沈黙のまま過ぎていく気がした。 デルビルの治療を終えて研究所に戻るまで、誰も何も言わなかった。 ただ、デルビルを連れて前を行くサトシとタケシの声だけが、明るく森に響いていた。 「サトシ!ゴメン!」 研究所に戻ってきて、ようやく出てきた言葉はそんな謝罪の言葉だった。 「ん?何が?」 マサトやハルカ、ヒカリが頭を下げる中で、キョトンとサトシが首を傾げた。 用意されていたお菓子をモグモグとさせる様は、幾ら時が経とうと変わらない。 「だって、ボク達があそこで出て行かなかったら、デルビルが驚くことなかったかもしれないし」 「サトシが怪我することなかったかもしれないのに…」 項垂れる三人に、サトシは笑う。 「別にいいって、こんなの大したことないよ。 それにあの時、オニドリルも上に居たみたいだしさ。 気にすんなよ」 「でも…」 「気にしない気にしない。 それよりさ、マサト、バトルしようぜ!」 サトシのあっけらかんとした物言いに、三人は困ったように顔を見合わせる。 「相変わらずよね。 あんたって」 「ホントだよ。 こっちは滅茶苦茶心配したっていうのに」 カスミとケンジが呆れたように言った。 「タケシの苦労が耐えないわけよね」 「なんだよぉ」 思わず口を尖らせるサトシに、タケシが笑う。 「これでも、大人しくなった方だぞ」 「これでぇ」 嘘でしょといいたげなカスミの眼に、ますますサトシがふてくされる。 「しかし、何匹目かのぉ。 サトシがこうして助け、預けにきたポケモンは」 ピカチュウや他のポケモン達と遊ぶデルビルに、オーキドが笑った。 「そうですね」とシゲルも微笑う。 「そんなにいたっけ?」 サトシが首を傾げた。 「かなりね」 「そうだっけ?」 「俺に聞くな。 世界中に居過ぎて、覚えてるわけないだろう?」 タケシが苦笑する。 「あ、そう言えば、ピジョットは?」 「あそこ」 タケシが指差した空に、ピジョットが飛んでいた。 「おーい!ピジョット~!今日はありがとな~!」 空に居るピジョットに、サトシは手を振り、声を上げながら少しでも側でというように駆けていく。 それに答えるように一声あげ、ピジョットは大空を旋回してから、自分の群れへ帰っていった。 「それにしても、なんでピジョットが?」 ピジョットを見送り、そのままポケモン達と戯れるサトシを見ていたタケシに、カスミが訊ねた。 「ピジョットがデルビルを見つけたからだよ。 どうやら、ポッポの集落の木々の下にいたみたいでね。 通りかかった俺達に伝えにきてくれたんだ」 タケシの説明に、「そうだったの」とカスミは納得したように返す。 「怪我をしてて殺気立ってるのも分かったから、シゲルに連絡して、ピジョットに荷物を取りに行ってもらったってわけさ」 「そういうことか」 シゲルが呆れたように口を挟んだ。 「最初から、サトシが怪我をすること前提だったんだな」 『えっ!?』 シゲルの言葉に、タケシ以外が声を上げた。 「ちょっと!どういうことよ!」 食って掛かるカスミに、シゲルはシレッと答える。 「どうもこうもないさ。 ポケモンの救急用品をタケシが持ってないはずがないだろ。 でも僕に連絡を入れた。 サトシの分までなかったからさ」 「違うかい?」と確証を得たように訊ねられて、タケシは苦笑する。 「だから君たちも、そんなに気を落とさなくていいってことだよ。 不慮の怪我ならともかく、二人とも怪我を考慮に入れてたんだから」 今だ落ち込んでいた三人に、シゲルが言った。 「そうなの?タケシ」 ハルカが申し訳なさそうな表情のままで訊ねてくるのを、タケシは「まぁ、ね」と苦笑したまま答える。 「そんなぁ~」 「ごめん、皆がそんなに気にするとは思わなくてな…」 「まったく、少しは身の安全というのを考えて行動する事を勧めるね」 シゲルの小言にも、タケシは苦笑しか返せない。 「サトシの無茶がうつったんじゃない?」 「ほんと。 サトシだけならともかく、とうとうタケシまでそうなっちゃったと思うと、先が思いやられるわね」 「ひどいな、みんな」 口々に言われる小言に、タケシが困ったような表情をすると、ようやく仲間達の間に笑顔が戻る。 「ま、元気そうで何よりじゃない。 二人とも」 「カスミもな?ハナダジム、今でも盛況だって?」 「まぁね。 今日はお姉ちゃん達に押し付けてきちゃったけどね」 そう言って、悪戯っぽくカスミが笑った。 「ハルカとヒカリも、この間テレビで見たよ。 ミクリカップ、今年も出たんだな」 「うん。 今回も決勝はハルカとだったの」 「今度は勝たせてもらったけどね」 「いい勝負だったよ。 二人ともまたレベル上げたんだな」 「そりゃ、あの頃のままじゃね」 「ね!」 ハルカとヒカリが笑い合う。 「マサトは?ホウエンリーグ、挑戦中だろ?」 「うん!今、バッジ五つだよ」 「もう少しだな」 「サトシに次は勝ちたいからね。 負けないよ!」 少し大人っぽくなった表情で、マサトは笑顔で拳を握った。 「ケンジとシゲルは?」 「僕は変わらないよ。 ケンジは、完全におじい様の助手になったけどね」 「いろいろ見させてもらってるから、楽しいよ。 シゲルとも出かけるしね」 「ケンジと調査行くと、早く終わるから楽だよ」 そう言って、二人は微笑んだ。 「そっちは?」 ケンジが訊ねたその時。 「おーい!」 ポケモン達に囲まれて、サトシが手を振っている。 「誰か、バトルしようーぜー!」 満面の笑みを浮かべて、声を張り上げるサトシに、全員が顔を見合わせ、そして吹き出した。 「変わらないな」 「ホントに!」 「相変わらずのバトルバカ?」 「ポケモンバカでしょ」 「それならここに居る全員がそうじゃないのか」 タケシの言葉に、「確かに!」と声を上げて笑う。 何だ?と、会話の聞こえないサトシだけが首を傾げて、ピカチュウと顔を見合わせた。 「何だよ。 何笑ってんだよ?」 仲間達の下へ駆け寄ってきたサトシに、「別に~」とみんなが笑い…。 ますます首を傾げるサトシの肩を叩いて、横を通り抜けていく。 「お、おい!?」 わけが分からないサトシが慌てたように振り返る。 笑顔の仲間達がサトシを見た。 「サトシ!バトルやるぞ!」 その言葉に、サトシはキョトンとした後、笑顔を浮かべて…。 快晴の空の下、駆け出していった。

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日本の「ポケモンのタケシフィギュア」が斬新すぎるwww【台湾人の反応】

ポケモン タケシ 年齢

まだ初代ゲームボーイでプレイできたソフトというのが懐かしい。 そんな『ポケットモンスター 赤・緑』でプレイヤーの前に最初に立ちはだかるニビシティのジムリーダー「タケシ」が、なんと高クオリティなフィギュアで登場。 『プレミアムバンダイ』の商品ページには、「全世界待望!! 」の文字。 しかもゲーム内でも印象的だった、「つよくて かたい いしの おとこ」を体現するような上半身裸でのポージングを完全再現。 腹筋は6つに割れており、筋肉隆々。 タケシ、良いガタイしてるぜ。 担当した原型師は、 電話でポケモンのフィギュアを作って欲しいという話をいただき、ピカチュウあたりを作るのかな、と打ち合わせに臨んだところ、全く違いました。 タケシの筋肉は、年齢の割には鍛えていて、でも決してムキムキではなく、石とか岩とか好きそうな少年のイメージです! と力説されたのを今でも覚えています。 あのとき僕は笑顔で頷いていましたが、すいません、まったく意味がわかりませんでした。 何か困ったらこれを参考にしてください! とゲーム画面のドットのタケシの画像をいただいたときが正直一番困りましたが、諦めずに一生懸命作りましたので、皆様に手にとっていただけると幸いです。 とコメントし、依頼された時の困惑と苦労が伝わってくる。 ネットでは、 ・いい筋肉 ・自分で戦ったほうが強そう ・タケシといえばやっぱコレ! ・ドット絵見せられても(原型師)困るだろ ・これは欲しいw など、斜め上の商品化に話題。 そして実物は6月20日、21日に開催される『東京おもちゃショー2015』で一足先に目にすることができるようだ。 予約期間は8月31日23時までを予定。

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