イワン パブロフ。 イワン・パブロフによるパブロフの犬の条件反射。最も有名な心理学の実験

行動療法の理論と技法一覧

イワン パブロフ

行動療法 行動療法は、 「人間の行動は経験に基づく後天的な学習の結果」と考えるに基づいた心理療法の総称です。 神経症・心身症・恐怖症などの 不適応な行動は、過去の誤った学習や条件付けの結果と考え、再学習、再条件付けによって適応的な行動に変えていくと言うのが大まかな治療の概要です。 また、不適応な行動は 生まれ持った素質ではなく、後天的に学習されたものであると考えます。 したがって、学習の原理により 適切に学習し直すことを治療と呼ぶのが特徴です。 主にに条件付けの理論からさまざまな治療技法が開発されています。 現在では、保険診療で用いられるが広く注目されていますが、その基礎となる治療理論でもあります。 「三項随伴性は学習理論の中心概念であり、基本的にすべての行動を三項随伴性で説明しています。 社会的学習は後者の代理経験によって学習が成立する過程のこどで、他人をモデルにして学ぶことから 「モデリング」と呼ばれます。 このモデリングによる社会的学習を理論的に説明しているのが、に代表される 社会的学習理論と呼ばれる考えです。 モデリングによる学習やバンデューラの提唱する 自己効力感の理論は行動の強化に用いられており、多くの技法に組み込まれています。 人間は、後天的な条件付け 体験 によって行動し、 良いも悪いもこれまで何を学習し、ノートに何を記したかによってその人が決まるのです。 つまり、環境が人を作るという考えです。 が 「私に健康な1ダースの赤ん坊と、彼らを育てるのに最適な場所とを提供してくれれば、私は彼らの才能とか生まれつきの傾向などとは関係なく、任意の1人をどんな人間にでもしてみせよう・・。 」と豪語したことはとても有名です。 行動療法からみた人の性格とは、 刺激に対する反応が習慣化したものであり、そうした習慣の集合体だと考えます。 適当な反応をするための学習が欠けている場合と、一つの誤った反応の学習が他の行動に影響している場合などが要因。 それぞれの理論は独立しているようで全てつながりがあり、学習を重視するという根底があります。 次に紹介する技法の一覧は、学習心理学の歴史の中で生み出されてきた行動療法そのものです。 反論として、目に見える症状だけを対象にしているため、たとえ症状が消えても原因が消えていなければ、また別の症状が現れるという意見もあります。 しかし、多くの場合、 目に見える症状が取り除かれることでパーソナリティにも変化がもたらされるのは事実です。

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【超簡単】古典的条件付けとは

イワン パブロフ

パブロフとは? 「パブロフの犬」という名前で知られている実験について知る前に、まずは「パブロフ」について理解を深めておきましょう。 パブロフとは、ロシアの医学者イワン・パブロフ(Ivan Petrovich Pavlov)の名前です。 外科医となったパブロフは消化生理学の研究を始め、後に軍医大学校の薬理学教授、さらに実験医学研究所の生理学実験室長になっています。 つまり、生理学を専門として扱っていた研究者でもあったのです。 「パブロフの犬」という名称は、この医学者であるパブロフが実験を行う際に用いた犬のことを指すため、この名称になったとされています。 ちなみにこのパブロフの犬は単頭ではなく、複数の犬をまとめてパブロフの犬と呼びます。 「パブロフの犬」 「パブロフの犬」のパブロフとは、医学者の名前であったことを知っていただいた上で、「パブロフの犬」とはどのような実験だったのかをご説明します。 まずこの実験が行われるきっかけとなったのは、パブロフがいつも使用していた部屋に入る度に、よだれをたらしながら一緒に入ってくる実験室の犬に気付いたところから始まります。 それは彼がエサを持っているときはもちろん、持っていないときでも同じように行動したため、「なぜよだれをたらしながらついてくるのか」と疑問に思ったのです。 考えた末、パブロフは「この犬は自分が部屋に入ることとエサがもらえることを結びつけているのでは」という考えに行き着き、何かしらの作用が働いているのではと思い立ったことから実験をするに至りました。 「古典的条件付け」はしつけにも役立つ! この「パブロフの犬」によって明らかになった「無条件反射」と「条件反射」は、私たちが普段から愛犬に対してしつけをする際にも役立ちます。 この2つの反射行動は「古典的条件付け」とも呼ばれており、犬のしつけの基本としても活用されています。 先ほどの実験であれば、最初はエサをもらうことに対して唾液を出していた犬が、最終的に「ベルが鳴るとエサがもらえる」という思考に至り、エサが出てこなくても唾液が出るようになりました。 この法則をしつけに取り入れてみましょう。 例えば、毎回「お手」を言った後に前足を出させるとします。 最初は戸惑い、何もできなかった犬が何度も繰り返すうちに、「お手」と言った瞬間、反射的に前足を自ら出すようになる、という基本動作の教え方があります。 これも「古典的条件付け」に当てはまります。 「何かが起こったら、何かをする」あるいは「何かが起こったら何かが起こる」といったように、犬に何度も教え込むことで、そのパターンを覚え、条件反射として捉えられるのです。

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行動療法の理論と技法一覧

イワン パブロフ

1901年 ロシア科学アカデミー準会員 1902年 唾液が口の外に出るよう手術した犬で唾液腺を研究中、飼育係の足音で唾液が分泌し ていることを発見。 そこから条件反射の実験を行う。 行動主義心理学の古典的条件づ けや行動療法に大きな影響を与えました。 1903年 4月、マドリッドの国際生理学会の総会で、「動物における実験心理学と精神病理 学」と題して講演を行い、その中で初めて無条件反射、条件反射という用語を用い て、消化活動の研究中に見られた心的分泌について触れていました。 1904年 「唾腺の心理的興奮」を出版。 同年、犬を用いた消化腺活動に関する生理学的研究によって、第4回ノーベル生理 学・医学賞を受賞。 ロシア人として、また生理学者として初のノーベル賞受賞者とな りました。 初期には消化腺の研究を行ったが、ノーベル賞受賞式では消化腺の話題よりも条件 反射と無条件反射に関する演説を行いました。 また、ノーベル賞の制度が作られて1901年から毎年ノーベル賞候補者に推薦されな がら3年にわたり受章に至りませんでした。 受賞をルドウィヒ研究室に留学していた時にパブロフと一緒で非常に親しかったス ウェーデンの医学者でヘルシンキ大学・生理学教授であるロバート・ティーゲルシュ テット Robert. Tigerstedt からの手紙で知り、非常に驚いたとパブロフの妻セラ フィーマ Serafima は述べています。 また、受賞を喜ぶ妻に対して「あなたはただ の偶像を描いて喜んでいるだけだ。 別に特別なことは何もない。 ただあることは、事 実から生まれた結論に基づいた考えの論理的発展があるだけだ。 」と語ったとされて います。 夫妻は授賞式出席にあたって、礼服がなくパブロフに礼服と妻にドレス2着が用意さ れました。 12月7日にストックホルム到着、その日にノーベルの甥に会って、翌日はノーベル委 員会委員長を務める大学総長のいるカロリンスカ医科大学を訪問しました。 12月10日 金曜日 王立音楽アカデミーのコンサートホールで授賞式が行われ、この 日は非常に寒かったものの雪は降っていませんでした。 1907年 ロシア科学アカデミーの正会員に選出されました。 1909年 英国王立協会会員 1910年 レニングラード 現サンクトペテルブルク 郊外のコルトゥシに、研究用の防音効果を 備えた研究室「沈黙の塔」の建設を始めました。 その後ロシアは内戦状態に陥り、1917年にボリシェビキ党が政権を握りました。 ボリシェビキ政権にノーベル賞の賞金を没収されました。 ノーベル賞賞金はパブロフが受賞した1904年で150,000スウェーデン・クローネ 36,000ドルに相当 で、ノーベル一族の会社の支店に預けていました。 1912年 「沈黙の塔」完成 1913年 ケンブリッジ大学名誉学位授与 1916年 英国王立協会からコプレー賞杯授与。 大たい骨を骨折し、臥床。 日本の石川日出鶴丸が1908年から3年間ドイツ・ゲッチンゲン大学に留学し、日本へ の帰路にパブロフの研究室に短期間滞在しました。 1916年、その時の体験を「露国 の代表的科学者パウロフを論ず」と題して雑誌「太陽」に寄稿し、パブロフの消化生 理の研究と様々な手術法を簡潔に紹介しました。 同年、日本の黒田源次が心理研究に「パブロフの条件反射研究法に就いて」を発表し ました。

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