仁義 なき 戦い キャスト。 仁義なき戦いビギナーズ

【仁義なき戦い】ネタバレ結末!あらすじ・登場人物まで徹底解説

仁義 なき 戦い キャスト

広島抗争とは 「広島抗争」とは1950年頃~1970年頃にかけて行われた広島での暴力団同士の抗争のことです。 主に三つの時期に分けられます。 ・第一次広島抗争(1946年~1963年) ・第二次広島抗争(1963年~1964年) ・第三次広島抗争(1964年~1970年) 第一次~第三次抗争は地続きであるため、明確な区切りはありません。 山口組と本多会の代理戦争が第二次抗争、それ以前を第一次、共政会の内部紛争を第三次抗争と見る向きが多いようです。 (これらの抗争については下記で解説) 第一次広島抗争(1946年~1963年) 第一次広島抗争の動因は、テキ屋系組織・村上組と博徒系組織・岡組による広島駅周辺の闇市の利権をめぐる対立でした。 敗戦直後、駅前の焼き跡などで闇取引が行われていた場所であり、食料・たばこ・衣類などありとあらゆるものが売られていた。 極度の物質不足によって人々が配給だけで生活するのは厳しく闇市は重宝された。 終戦直後から闇市を支配していた村上組に対し、岡組は新興ながら駅周辺の警備を国鉄当局から請け負うなど順調に勢力を伸ばしていました。 村上組が岡組に殴り込んだことをきっかけに抗争は激化し、両組織とも多数の死傷者を生じましたが、村上組の壊滅で抗争は幕を閉じました。 村上組との抗争に勝利した岡組が広島市最大の勢力として確固たる地位を築いていく一方で、呉市では山村組が急速に勢力を伸ばし、博徒系組織・土岡組を圧倒していました。 ちなみに、山村組々長・山村辰雄氏は岡組々長・岡敏夫氏の兄貴分にあたります。 また、その背後では岡氏の舎弟である打越組々長・打越信夫氏が岡組の継承者としての地位を確立するべく界隈の有力者たちと兄弟盃を交わしていきますが、さらなる実力者との盃縁組を望んだ打越氏は山口組との結縁に向けて動き出しました。 実際の人物とビジュアル等は異なります。 そして打越氏は山口組幹部らの仲介で山口組舎弟・安原政雄氏と兄弟盃を交わします。 しかし打越氏の思惑とは裏腹に、岡組の跡目に就任したのは山村氏でした。 打越氏からすると「継承者になるためにがんばっていたのに、岡組の代表になったのは山村氏であったこと」は予想外のでした。 そんな折に山村組と打越組の下部組織同士の間で抗争が勃発し、事態の拡大を恐れた打越氏は自らの指を詰めて山村氏に詫びを入れます。 打越氏は強い味方がいなくなって誰とも戦うこともできなくなり、広島で孤立した状態になってしまいました。 身動きの取れなくなった打越氏は窮状を脱するため三代目山口組々長・田岡一雄氏の舎弟分となり、山口組の傘下にくだりました。 一方、山村組は山口組と拮抗していた本多会と手を結び、「山口組中国支部・打越会」と名を改めた打越組に対抗を図りました。 以降、広島抗争は山口組と本多会の代理戦争の様相を呈していきます。 第二次広島抗争(1963年~1964年) 山村組が同組の幹部でありながら山口組寄りの立場にあった美能幸三氏を破門に処するなど、両組織の対立が次第に深まっていきました。 そんな最中、美能組幹部・亀井貢氏が山村組に射殺される事件が起こりました。 美能組の幹部・亀井氏を射殺したのは山村組の人間です。 美能氏は打越氏と同様に山口組側についていたので、この襲撃によって打越会と山村組(岡組)の抗争が激化し、血腥い(ちなまぐさい)展開をたどっていきます。 打越会の劣勢に業を煮やした山口組がさまざまな策略を練るも山村組の勢いは衰えず、ついには山口組本部への襲撃を許してしまいます。 山口組はすぐさま本多会の事務所に銃弾を撃ちこみ、山口組と本多会の抗争が危ぶまれましたが、両組織トップの兄弟分であった神戸港湾の実力者・向井繁人氏らの仲介によって手打ちとなり、事態は収束に向かいました。 第三次広島抗争(1964年~1970年) 山口組と本多会の手打ちをきっかけに抗争が自然消滅的に収束すると、山村は地元広島の組織に呼びかけて、政治結社「共政会」を発足します。 共政会の初代会長に山村辰雄氏、副会長には第一次広島抗争で岡組に破れた村上組々長・村上正明氏が就任しました。 昭和42年には共政会と打越会の手打ち(和解が成立)によって打越会は解散し、広島のヤクザ社会は共政会の天下となります。 山村氏が引退し、山村組若頭・服部武氏が共政会の二代目を襲名すると、服部体制に反発した初代幹事長・山口英弘氏は引退を表明し「十一会」を旗揚げします。 服部氏はさまざまな火種を抱えながらも二代目会長の任を貫徹し、理事長(組長の次に地位が高い)の山田久氏(理事長服部氏直系の舎弟)に会長の座を明け渡しましたが、襲名式の六日前、山田氏は十一会に襲撃されて重傷を負います。 山田氏が十一会に襲撃された理由は、服部氏が二代目会長に就任した際に直系の若衆である山田氏を理事長に任命したこと。 さらに三代目の会長を襲名させるなど、旧岡・山村組系の人間が発言権を強めていくことに対する反発心と危機感が原因であると推測されます。 襲撃を受けた山田氏は医師の立ち会いのもとで襲名式を強行し、三代目会長に就任しますが、十一会との対立は昭和45年(1970年)まで続きました。

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仁義なき戦い

仁義 なき 戦い キャスト

解説 [ ] 本作の時代背景は(昭和38年)~(昭和39年)である。 このときの暴力集団間の抗争に加えて、を続ける市民社会・マスメディアの暴力集団に対する非難の目、それに呼応した警察による暴力団壊滅運動などの非暴力団側との対立が一つの軸となっている。 またやくざの歴史におけるがどのように終焉したかを記録している。 さまざまな立場の人間が絡んでいるが、物語は他の作品と同じく終始暴力団員が中心である。 当初はシリーズ第二作『』の()が再登場する予定だったが、千葉が『』の撮影に入っていたために実現しなかった。 笠原は『仁義なき戦い 広島死闘篇』の頃から本作の構想を持っており、本作を最終作と定めてラストに向かって膨大なエピソードがパノラミックに並列されていく。 警察の頂上作戦でともに逮捕された広能と武田が、粉雪の吹き込むの廊下で震えながら、もはや自分たちの時代でないことを実感する名シーンは「暴力による戦後史」の締めくくりとして見事である。 『』が併映で 、3億300万円のを記録、(昭和49年)の邦画配給収入ランキングの第10位となった。 あらすじ [ ] 1963年(昭和38年)、東京オリンピックを翌年に控え高度経済成長の真っ只中にある市民社会は、秩序の破壊者である暴力団に非難の目を向け始めていた。 しかし広能昌三の山守組破門に端を発した広能組・打本会の連合と山守組との抗争は、神戸を拠点に覇を争う二大広域暴力団・明石組と神和会の代理戦争の様相を呈し、激化の一途を辿っていた。 広能と打本は広島の義西会・岡島友次に応援を要請。 穏健派の岡島は慎重姿勢を崩さないが、明石組・岩井信一の説得もありこれを承諾する。 そんな中広能組組員・河西清が山守組系列槇原組組員に襲撃され死亡、さらに打本会組員も数名が惨殺される。 また打本会組員が一般市民を誤って射殺する事件が発生。 市民社会・マスコミによる暴力団への糾弾は激化し、警察も各暴力団を徹底監視する方向性を打ち出した。 広能は警察のマークをかいくぐり河西の報復にはやる一方、打本は腰を上げようとしない。 業を煮やした岩井は河西の本葬を行う名目で、広島に応援組員1000名以上を送り込み、山守組への反撃を画策した。 その動きを察知した山守組組長・山守義雄と若頭・武田明は打本を脅迫し、岩井の目的を知る。 山守は警察へこれを密告し、遂に広能は別件容疑で逮捕。 岩井ら明石組とその応援部隊は広島を引き上げざるを得なくなった。 残された広能組組員は各地で暴発するが次々と逮捕され、もはや広能・打本連合の劣勢は回避できない状況となった。 この劣勢に義西会・岡島は広島の川田組を大金で買収し、山守組への対決姿勢を鮮明にする。 しかし岡島の動きを察知した山守により岡島は射殺され、残された義西会組員らはその報復として山守組の各事務所をダイナマイトで爆破する事件を引き起こす。 また打本会組員らも一向に腰を上げない親分に業を煮やし、各地で市街戦を展開し、市民社会を恐怖の底に陥れる。 世論の暴力団に対する抵抗は頂点に達し、事態を重く見た警察もついに組長クラスの一斉検挙、いわゆる「頂上作戦」に踏み切り、山守、打本らが逮捕される。 山守の逮捕を知った明石組・岩井は広島へ乗り込み、義西会残党をまとめて陣営の立て直しを画策し、一方の武田は広島各地の大小暴力団を糾合し、明石組との対決姿勢を鮮明にする。 武田は神戸へ組員を派遣し、明石組組長・明石辰男邸をダイナマイトで爆破。 これに端を発し、各地で岩井組・義西会連合と武田組との間で激しい銃撃戦が展開される。 義西会若頭・藤田正一は川田組組長・川田英光に応援を要請するが、野球賭博によるシノギにしか興味を示さない川田は答えをはぐらかす。 それどころか、義西会の勢力にカスリを取られる事を嫌う川田は、川田組組員・野崎弘に藤田殺害を迫る。 藤田と懇意にあった野崎は葛藤しつつも藤田を殺害し、この同志討ちは岩井に暗い影を落とした。 岩井は拘置所の広能を訪れ、明石組と神和会が兵庫県警の仲介で手打ちとなった事、藤田の死により義西会が自然消滅の状態にある事を伝える。 打本も打本会の解散を表明し、もはや岩井になす術はなかった。 広島から手を引かざるを得なくなった事を詫びる岩井を広能は労う。 1964年(昭和39年)1月、広能に7年4カ月の判決が下る。 裁判所の廊下で、広能は同じく長い懲役刑を受けた武田と再会する。 武田から、山守に対する判決が1年半にしかならない事を知らされた広能は虚しい徒労感に襲われ、武田と共に自分達世代の時代が終わった事を痛感する。 かくして広島抗争は、死者17名、負傷者26名、逮捕者約1500名を産みだし、何ら実りのない幕引きを迎えたのだった。 キャスト [ ] 打本会明石組側 [ ] 村岡の跡目を巡って山守に敗れた打本は、山守組を破門となった広能と手を組み、神戸を拠点とする日本最大の暴力団組織明石組と盃を交わして傘下に加わり、広島での覇権奪回を図る。 モデルとなった実在の人物は、解説文の最後に で付した。 広能組(モデル・美能組)• 広能昌三 - :広能組組長。 山守組を破門。 シリーズの主人公。 水上登 - :広能組若衆。 竹本繁 - :広能組若衆。 河西清 - :広能組若衆。 広能組長の壊れた道具と自分の道具を交換したが為、刺客に対応できず殺される。 亀井貢• 岩見益夫 - :広能組若衆。 弓野修 - :広能組若衆。 関谷徹 - :広能組若衆。 上田組 [ ] 上田組(モデル・小原組)• 上田利男 - :上田組組長。 大久保の親戚 (小原光男 打本会 [ ] 打本会(モデル・打越会)• 打本昇 - :打本会組長。 明石組系打本会として山守組と抗争。 打越信夫• 森田勉 - :打本会組頭。 福田泰樹 - :打本会若衆。 渾名はヤッチン。 鼻を削がれた後に惨殺される。 藤田逸喜• 谷口亮 - :打本会若衆。 谷村祐八• 本多志郎 - :打本会若衆。 柳井秀一 - :打本会若衆。 三上達矢 - :打本会若衆。 三橋巌夫• 菊枝 - :打本の情婦。 明石組 [ ] 明石組(モデル・山口組)• 明石辰男 - :明石組組長。 宮地輝男 - :明石組若衆頭。 相原重雄 - :明石組舎弟頭。 岩井信一 - :明石組若衆(幹部)。 岩井組組長。 明石組の切込隊長。 広能と親しい。 和田作次 - :明石組若衆。 岩井の舎弟。 義西会 [ ] 義西会(モデル・西友会)• 岡島友次 - :義西会会長。 西の岡。 中立を守っていたが抗争に巻き込まれていく。 小学校の同窓会旅行時に恩師の目の前で射殺される。 岡友秋• 藤田正一 - :義西会若衆頭。 広能とは刑務所時代からの交友。 病を患っているが岡島の仇を思い死力を尽くす。 藤井幸一と沖広照義• 光川アイ子 - :ホステス。 岡島の情婦。 拳骨ラッパ - :岡島の学校時代の担任教師。 川田組 [ ] 川田組(モデル・河合組)• 川田英光 - :川田組組長。 打本の舎弟。 河合勝治• 野崎弘 - :川田組若衆。 ひ弱なプー屋。 原爆スラムに住む。 後の常任相談役、野村博• 野崎の母 -• 野崎の弟 -• 野崎の妹 - 、 山守組神和会側 [ ] 村岡組を譲り受けた山守組は広島最大の暴力団となったが、打本会や、打本会を傘下におさめた明石組の侵攻から広島を守るため、明石組と拮抗する神戸の暴力団組織神和会と提携する。 山守組(モデル・山村組)• 山守義雄 - :山守組組長。 山村辰雄• 山守利香 - :山守義雄の妻。 山村邦香• 武田明 - :山守組若衆頭。 武田組組長。 服部武• 江田省一 - :山守組若衆(幹部)。 江田組組長。 原田昭三• 槙原政吉 - :山守組若衆(幹部)。 槇原組組長。 樋上実• 吉井信介 - :山守のガード役。 後の副会長、吉岡信彦• 山崎恒彦 - :山守組若衆。 丸山勝 - :武田組若衆。 金田守 - :江田組若衆。 古賀貞松 - :武田組若衆• 織田英士 - :武田組若衆• 友田孝 - :武田組若衆• 山本邦明 - :江田組若衆• 江田欣三 - :江田組幹部・省一の弟• 吉倉周三 - :槇原組の呉の小組長。 的場保 - :槇原組若衆• 上原亮一 - :槇原組若衆• 森久宏 - :槇原組若衆• 武田組組員 - 早川組 [ ] 早川組(モデル・山口 英 組)• 早川英男 - :早川組組長。 元打本組。 杉本博 - :早川組若衆。 四代目会長、• 松井隆治 - :早川組若衆。 杉本の兄貴分。 三重子 - :松井の情婦。 福田の元情婦。 楠田時夫 - :早川組若衆 大友組 [ ]• 神代巳之吉 - :大友組幹部 養西会 [ ]• 沖山昭平 - :養西会若衆 神和会 [ ] 神和会(モデル・)• 神代巳之吉 - :明石組と拮抗する神戸暴力団、神和会会長。 本多仁介• 伊丹義市 - :神和会副会長。 二代目会長。 平田勝市 その他 [ ]• 大久保憲一 - :呉の長老。 千鶴子 - :女子高校生• 弁護士 -• ホステス -• 安川昌雄 - :食堂店主(抗争の犠牲者)• 前島幸作 - :自動車修理業(抗争の犠牲者)• 捜査主任 -• 県警本部課長 -• 記者 -• 記者 -• 新聞社編集長 -• 人夫(野球賭博) - 、• 古川 - :タクシー運転手• 応援のヤクザ -• 女 - 、• ジープの警官 -• 岡島の友人 -• 刑事 - 、• 署員 -• ナレーター: 以下ノンクレジット• 警官A他 - :「仁義なき戦い」シリーズ全作参加のため、セリフなしのエキストラ出演を志願。 記者 -、• 打本組組員 -• 記者・武田組組員 -• 記者・警官 -• 、、 スタッフ [ ]• 企画:• 原作:• 脚本:• 監督:• 撮影:• 音楽:• 録音:溝口正義• 照明:中山治雄• 美術:井川徳直• 編集:宮本信太郎• 助監督:土橋亨• スチル:中山健司• 進行:伊藤彰将 逸話 [ ]• 早川組若衆・杉本博(演者:)が、兄貴分の女を寝取った打本会の福田泰樹(演者:)の鼻を削ぎ落とすシーンは実話である。 主演の『』では、本作が劇中で流されている。 は本作では役がなく、勝手にエキストラとして出演した。 このためノンクレジットである。 本作に出演したの話では、ラッシュを観ると、喫茶店でコーヒーを飲んでいる学生、警官隊の一人、ヤクザの一人というぐあいに注意してみるとあちこちに顔を出していたと話している。 しかし完成した劇場版でどの程度出ているかは不明なところがあり、劇中ラスト近くで、小倉扮する野崎弘が扮する藤田正一を射殺し、警官隊が野崎の自宅に踏み込むシーンの外にずらっと並ぶ警官隊の中にいると小倉は話しているが 、踏み込むシーンはあるものの、外に警官隊が並ぶシーンがなく確認が難しい。 ビデオ [ ] 「」を参照。 脚注 [ ]• 監督・脚本・主演による公開の映画『』でも本作と全く同じ時代背景が取り扱われており、それまで消極的だった警察による暴力団対策の変遷が警察側の視点から描かれている。 『千葉流 サムライへの道』、2010年、48 - 49頁。 『映画を夢見て』 、1991年、177 - 185頁。 『別冊 90年代狂い咲きVシネマ地獄』、2014年10月、204-205頁。 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ]• - (英語)• - (英語) この項目は、に関連した です。

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仁義 なき 戦い キャスト

映画「新・仁義なき戦い。 」は、「仁義なき戦い」五部作と「新仁義なき戦い」三部作、そして「その後の仁義なき戦い」に続く、「仁義なき戦い」シリーズの10作目にあたる作品として2000年に公開されました。 キャストや製作陣はほぼ一新されているため「仁義なき戦い」としての要素はほとんど受け継がれていませんが、「仁義なき戦い 完結篇」および「新仁義なき戦い」三部作の脚本家を務めた高田宏治氏が本作でも引き続き脚本を担当しており、また本家「仁義なき戦い」五部作に出演経験のある俳優陣が本作にも顔を見せているなど、シリーズのファンなら必ず鑑賞しておきたいヤクザ映画の傑作です。 これまでのシリーズ作品とはストーリー上の繋がりはありませんので、「仁義なき戦い」シリーズを未見の方でも存分に楽しむことのできる作品に仕上がっています。 ここでは「新・仁義なき戦い」の詳細なあらすじと主要登場人物の設定について解説していきます。 「新・仁義なき戦い」あらすじを丁寧に解説 ここでは映画「新・仁義なき戦い」のあらすじを、ネタバレを含めて結末までわかりやすく解説していきます。 少年時代 いつものように学校を抜け出した栃野昌龍と門谷甲子男はある日、栃野の父親がヤクザに追われているところに遭遇する。 ヤクザは栃野の父親に暴行を加えて借金の返済を迫るが、追い詰められた栃野一家は夜逃げを選択する。 夜逃げ当日、栃野は父親の顔を足蹴にしたヤクザの男への恨みを晴らすために単身ヤクザの事務所を訪れ、ガソリンを撒いて火をつける。 栃野はヤクザに捕まって顔に銃口を突きつけられるが、ピンチを察して駆けつけた門谷がヤクザを刺殺して難を逃れる。 それ以来、門谷は耳鳴りに悩まされることになる。 三代目組長の死 日本有数の大組織・三代目左橋組々長の死はマスコミの注目を集め、葬儀に参列する組員らの姿はテレビ番組でも大きく報道されていた。 高級クラブやマンションのオーナーとなった栃野は、テレビで放映された映像の中にヤクザに身を落とした門谷の姿を認めて苦々しい気分を味わう。 一方、組長の座を継ぐものと思われていた三代目左橋組若頭・溝口武雄が跡目を辞退したことで、左橋組は大きく揺れていた。 周囲の組員は左橋組の最大勢力である粟野組の組長・粟野和市を四代目に担ぎ出そうと画策するが、左橋組からの独立を目論む粟野はのらりくらりと周囲の期待をやりすごして時機を伺う。 跡目争い 中平組々長・中平淳史は兄弟分である左橋組幹部・斎木保と共に反粟野派の立場を取る幹部連中を取りこみ、四代目左橋組々長の座を狙って着々と根回しを進める。 粟野組の若衆である門谷は粟野を四代目の座に就かせるため資金集めに奔走するが、兄弟分である松田安蔵に紹介された産廃絡みのシノギをめぐり、中平の兄弟分にあたる京都・小木戸会とトラブルを起こしてしまう。 斎木は中平が四代目を継ぐことを見越して、朝鮮半島進出に向けて栃野を抱きこもうと画策するが、ヤクザを嫌う栃野はにべもなく断る。 中平の根回しがあまりに周到であるため焦った粟野派の幹部らは粟野に行動を促すが、粟野が左橋組から独立する計画を告白すると粟野派の幹部連中は寝返り、中平の四代目襲名は確かなものとなる。 内部紛争 次期組長の座に就いた中平は粟野の殺害を計画するが、中平の企みを察知した粟野は門谷を名目上破門に処し、中平を襲撃させる。 門谷はホテルのロビーで中平を襲撃するタイミングを伺っていたが、栃野が中平の許を訪れ、さらに暴走した門谷組の若衆・山下鉄雄が独断で中平を襲撃したため、場は大きな混乱に見舞われる。 栃野の配下にあたる在日コリアン・韓秀国が体を張って山下を抑えたため襲撃は失敗に終わり、実行犯の山下と銃弾を浴びた韓のふたりが命を落とした。 中平の殺害に失敗した粟野は引退、粟野組は解散を迫られ、門谷は指名手配の身となる。 銃撃戦 粟野が引退したことで左橋組に居場所を失くした門谷は栃野が経営する高級クラブに乗りこみ、そこで斎木ら左橋組幹部と共に祝杯をあげる中平に銃弾を浴びせる。 門谷は中平に重傷を負わせるも、山下に殺された韓秀国の実弟・韓建基に腹部を刺されて自身も重傷を負ってしまう。 門谷の決死の覚悟を汲んだ栃野は門谷に代わって中平を銃撃するが、中平組の若衆に撃たれて命を落とす。 中平が死亡したため、斎木ら左橋組幹部は粟野の引退を取り消し、組長の襲名を要請する。 要請を受けた粟野は門谷の破門を解くが、門谷は粟野の命令を無視し、団地に暮らす母の許に帰る。 「新・仁義なき戦い」登場人物 「新・仁義なき戦い」は他のシリーズ作品と同様に登場人物の関係性が複雑に入り組んでいるため、一見しただけで相関関係を理解することは難しいかもしれません。 ここでは「新・仁義なき戦い」の主要な登場人物についてご紹介していきます。 門谷甲子男(豊川悦司) 左橋組系門谷組々長で本作の主人公。 少年時代は栃野昌龍と親友だったが、栃野の父親を足蹴にしたヤクザを門谷が刺殺して以来離れ離れとなり、今では互いに反目している。 持病の耳鳴りに苦しみ酒と薬に溺れながらも、直系の親分である粟野組々長・粟野和市に四代目左橋組々長を襲名させるため奔走する。 機嫌が悪いと事務所で暴れまわるなど直情的な性格の持ち主だが、意外にも若衆からの人望は厚い。 粟野和市(岸部一徳) 左橋組系粟野組々長。 三代目左橋組々長の死をきっかけに四代目組長候補の筆頭に立つ。 当初は組長を襲名する気は毛頭なく、いきり立つ組員らをのらりくらりと躱していたが、対抗馬である中平組々長・中平淳史に命を狙われると一転して非情な一面を顕にし、門谷に中平を襲撃させて見事四代目組長の座に収まる。 金に汚く、肚の底の読めない不気味な男。 溝口武雄(織本順吉) 左橋組若頭。 三代目左橋組々長を慕うあまり四代目組長の座を蹴り、苛烈な跡目争いを勃発させた張本人。 出番が少ないため人間性は定かではないが、三代目左橋組の勢力拡大に多大な貢献をしていることから、かなりのキレ者であることが窺い知れる。 松田安蔵(松重豊) 左橋組々員。 門谷とは五分の兄弟にあたる。 粟野を四代目組長に立てるため資金集めに奔走する門谷に、産廃処理にまつわるシノギを紹介するが、善意が裏目に出て中平組との抗争の火種を作ってしまう。 門谷の身を案じてさまざまな助言をするもことごとく無視される様が悲しい。 中平淳史(佐藤浩市) 左橋組系中平組々長。 粟野に対抗して四代目組長の座を狙う。 根回しがあまりに周到だったため、溝口が四代目組長を辞退したのは中平を四代目に据える出来レースだったのではないかとの噂が流れたが、その真相は定かではない。 四代目組長就任に漕ぎ着けるも直後、門谷に襲撃されて命を落とす。 斎木保(小沢仁志) 佐橋組幹部。 中平の腹心として、中平体制となった左橋組を朝鮮半島に進出させるため、高級クラブの経営者である在日コリアン・栃野昌龍を抱き込もうと粘り強い交渉を続ける。 劇中でも12を争うコワモテの外見に反して、何事も話し合いで平和的な解決を目指す穏健派。 門谷が中平を襲撃した際には真っ先に身を伏せて難を逃れた。 栃野昌龍(布袋寅泰) 高級クラブと小さな焼肉屋を経営しながら同胞の面倒を見ている在日コリアン。 少年時代に父親を侮辱したヤクザの事務所を放火するなど生来の気性はかなり激しく、中平組のしつこい交渉にも屈せず脅されれば逆に脅し返す様は劇中の誰よりもヤクザらしいが、少年時代の経験からヤクザという存在を強く憎んでいる。 門谷とは長いあいだ反目していたが、自身の経営するクラブで門谷が中平を襲撃した際には門谷の後を継いで中平を銃撃し、とどめを刺した。 韓秀国(哀川翔) 栃野の下で働く在日コリアン。 母国を追われた実弟ともども世話になっていることもあり、栃野に強い恩義を感じている。 門谷組の若衆が中平を襲撃する場に居合わせた際には己の身を挺して栃野を守った。 栃野の腕に抱かれて死にゆく様は観る者の涙を誘う。 「新・仁義なき戦い」ネタバレ結末• シリーズ通算10作目にあたるヤクザ映画• 本家でお馴染みの名脇役たちをはじめ、Vシネマ界の豪華キャストが多数出演• 布袋寅泰が音楽監督を担当し、本作のテーマ曲は映画「キル・ビル」のテーマ曲として大々的に引用されて世界的に話題となった。 映画「新・仁義なき戦い」は、「仁義なき戦い」五部作、「新仁義なき戦い」三部作、「その後の仁義なき戦い」に続くシリーズ通算10作目にあたる作品です。 21年ぶりのシリーズ作品ということで主要キャストは軒並み一新されていますが、「仁義なき戦い」で山守組幹部・矢野修司を演じた曽根晴美、「仁義なき戦い 完結篇」で共政会幹部・早川英男を演じた織本順吉をはじめ、野口貴史、志賀勝、岩尾正隆、福本清三らシリーズのファンには顔馴染みの名バイプレイヤーに加え、数々のVシネマで主役を演じている哀川翔、小沢仁志、さらには豊川悦司、岸部一徳、佐藤浩市、松重豊ら豪華キャストが集結し、「仁義なき戦い」の歴史に新たな伝説を刻みました。 主要キャストのひとりである布袋寅泰は同時に音楽監督を兼任しており、本作のために書き下ろされたテーマソング「新・仁義なき戦いのテーマ(Battle Without Honor or Humanity)」は、「仁義なき戦い」シリーズのファンを公言する世界的映画監督クエンティン・タランティーノの目にとまり、タランティーノ監督の代表作「キル・ビル」のテーマ曲として大々的に引用されたことで世界的な大ヒットを記録するに至っています。

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