ダイハツ タント 新型 車。 【試乗レポート・ダイハツ タント】新型の特色は内装、先進安全装備、そして運転席にアリ!|中古車なら【グーネット】

ダイハツ新型「タント」の駐車支援システム「スマートパノラマパーキングアシスト」を試した

ダイハツ タント 新型 車

ダイハツはここ数年ホンダ N-BOXに1年間の軽自動車販売台数を上回ることができなかった。 しかし、2019年12月に新型「タント」が 21,096台で首位となった。 長年1位を守り続けてきたホンダ N-BOXを抜き、全自動車販売台数でも首位となった。 2020年は先進技術、安全支援システム 衝突回避支援パッケージ 「次世代スマートアシスト」を全車に搭載していく。 2016年1月29日に発表された トヨタはダイハツの完全子会社化を発表の場で両社社長の掛け合いの中でトヨタの新型プリウスから採用された「TNGA(Toyota New Global Architecture)」と呼ばれる新開発のプラットフォームをもじり、ダイハツは「 DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」としたプラットフォーム名にするとも話していた。 新型モデルにはこの新型プラットフォームを採用し、静粛性と乗り心地の向上するだろう。 TAFT concept ダイハツは新型 軽クロスオーバーとなる「タフト」を2020年6月に発売する。 東京オートサロン2020で「TAFT concept」を世界初公開する。 新型「」「」に続く「 DNGA」第3弾となる。 サスペンションアレンジ最優先の設計と、曲げ剛性の向上やハイテン材の活用・構造合理化によりボディ構造全体の軽量化が図られた新プラットフォーム「 DNGA-Aプラットフォーム」である。 「マルチスパーク(複数回点火)」を採用。 トランスミッションには 世界初の「パワースプリット技術」を採用した、新開発の「 DCVT(Dual mode CVT)」更に先進技術「」を採用する。 SmartDeviceLinkとApple CarPlayに対応したアプリをディスプレイ上で操作することが可能。 カーナビゲーションとスマートフォンを接続するサービス「」を採用している。 新型「」「」「タフト」に続く「 DNGA」第4弾となる。 新開発プラットフォームDNGA(Daihatsu New Global Architecture)と衝突回避支援パッケージ 「次世代スマートアシスト」採用する。 コーナーセンサー(フロント4個/リヤ4個、接近お知らせ表示付)も全車標準装備。

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2019年 新型タントの乗り心地を徹底調査!使い心地は良いが欠点もある

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【新型タントの良い点】先進安全装備が豊富に設定! まず、なんと言っても、先進安全装備が豊富に設定されている点が「新型タント」の素晴らしいところです。 ホンダ「N-BOX」に勝っているのみならず、 軽スーパーハイトワゴンの中で圧倒的に優秀です。 では、「新型タント」と「N-BOX」の安全装備を比較してみましょう。 N-BOX タント 衝突軽減ブレーキ(横断自転車&夜間の歩行者検知機能付) 衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能 - ブレーキ制御付誤発進抑制機能(後方) 誤発進抑制機能 ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方) 後方誤発進抑制機能 ブレーキ制御付誤発進抑制機能(後方) 路外逸脱抑制機能 車線逸脱警報機能 路外逸脱抑制機能 車線逸脱抑制制御機能 LKAS<車線維持支援システム> LKC(レーンキープコントロール) 歩行者事故低減ステアリング - アダプティブ・クルーズ・コントロール 全車速追従機能付ACC オートハイビーム オートハイビーム - ADB(アダプティブドライビングビーム) - サイドビューランプ 先行車発進お知らせ機能 先行車発進お知らせ機能 標識認識機能 標識認識機能(進入禁止) - パノラマモニター - スマートパノラマパーキングアシスト 「N-BOX」にはない先進安全装備が「新型タント」には豊富に設定されてあることが分かるかと思います。 具体的に、「新型タント」の優秀な点は以下のとおりです。 後退時の自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)が搭載されている• 「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」が搭載されている• オートハイビームより先進的な「ADB(アダプティブドライビングビーム)」が搭載されている• 夜間の歩行者を見つけやすい「サイドビューランプ」が搭載されている• SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンシールドエアバッグが全車標準装備されている ただし、2019年10月の改良にて「N-BOX」の自動ブレーキに横断自転車&夜間の歩行者検知機能が強化されたことにより、 自動ブレーキの性能は「N-BOX」が最も先進的であるといえます。 また、「歩行者事故低減ステアリング」も搭載されているため、歩行者事故に対する安全性能は高いといえます。 衝突事故への安全性 「新型タント」には、もしもの衝突事故を防ぐために、後退時自動ブレーキが搭載されている点、サイドエアバッグやカーテンエアバッグが全車標準装備されている点で安全性能が高いといえます。 夜間の安全性 「新型タント」には、対向車の部分のみ自動で遮光する先進ライト「ADB(アダプティブドライビングビーム)」、右左折時に左右方向を照らす補助灯を追加点灯させることで夜間の歩行者や自転車の視認性が向上される「サイドビューランプ」が搭載されていることで、夜間の安全性能が高いといえます。 ただ、自動ブレーキの夜間歩行者検知機能が強化された「N-BOX」も夜間の安全性能が高いといえます。 駐車支援システムは、正直不要!? 「新型タント」に搭載されている「スマートパノラマパーキングアシスト」は、カメラが駐車枠の白線を検知し、ステアリング操作をアシストする機能です。 ドライバーはアクセル・ブレーキ・シフトレバーの操作たけでよくなるため、周囲の安全確認に専念することができます。 並列駐車・縦列駐車ともに対応可能です。 しかし、日産の「エクストレイル」や「リーフ」にも同様の機能があり、筆者は使用したことがあるのですが、正直、自分で駐車した方が速いです。 場合によってはやたら切り返すため、本当に遅いです。 そのため、軽初!ということで注目の機能ではありますが、そこまで優位性はないように思います。 「新型タント」試乗後の追記(「スマートパノラマパーキングアシスト」について) 「新型タント」の「スマートパノラマパーキングアシスト」を実際試してみました。 駐車スペースの近くに止め、白線を自動検知して作動するシステムであるため、白線を誤認識(別の白線を認識)するケースがありました。 また、やはり最低でも一回は切り返しを行うそうなので、やはり「自分で駐車した方が速い」となりそうです。 ただ、動作毎に行動指示がディスプレイに表示されるため、駐車が苦手な人には向けには良い支援システムだとは思います。 また、前述の通り、自動ブレーキの性能に関しては「N-BOX」の方が先進的です。 【新型タントの良い点】運転席ロングスライド等、使い勝手が良い 「新型タント」は、使い勝手の部分も大きく進化しているのが特徴的です。 ただ、全てにおいて「新型タント」が勝っているというわけではないと思います。 「N-BOX」にはなく、「新型タント」のみにある使い勝手の良い装備は、以下のとおりです。 運転席を最大540mmスライドできる、 世界初「運転席ロングスライドシート」• クルマに近づくだけでドアが自動で開く、 軽初「パワースライドドア ウェルカムオープン機能」• 軽初「助手席イージークローザー」• 軽初「パワースライドドア タッチ&ゴーロック機能」 運転席ロングスライドシート 前モデルの「タント」では、運転席のスライドが最大で38cmしかできなかったところを、「新型タント」では 、運転席を最大54cmスライドできる世界初の「運転席ロングスライドシート」が設定されています。 これにより、車内をよりスムーズに移動することができ、降車することなく後席のお子さんのお世話などができます。 これは、子育て世帯にはすごく嬉しい機能ですよね! 左側については、前後のドアにピラーを内蔵することでピラーレスな「ミラクルオープンドア」となっており、この機構と併用することによって、乗り降りがかなり楽になっています。 また、リヤシートのスライド幅も「N-BOX」の19cmと比べて、「新型タント」は24cmと大きくスライド可能です。 助手席については、後述しております。 パワースライドドア ウェルカムオープン機能 「新型タント」には、降車時に予約しておけば、乗車時に車に近づくだけで自動的にスライドドアが開く「パワースライドドア ウェルカムオープン機能」が設定されています。 これにより、両手がふさがっている時でも楽に乗車することが可能です。 ただ、「N-BOX」には足で開閉できる「ハンズフリースライドドア」が設定されており、足をかざすという動作が必要なものの、予約しておかなくても使用できるという意味では「N-BOX」の方が利便性が高いと言えるかもしれません。 「新型タント」試乗後の追記(「ウェルカムオープン機能」について) 「新型タント」の「パワースライドドア ウェルカムオープン機能」を実際試してみました。 まず、ロックした後、あまり早く車に戻りすぎる(5秒以内に車に戻る)と反応しない様です。 また、急いで車に近づく(速く車に近づく)と上手く反応しない場合がある様です。 理由として、ドライバー(キー)の接近を検知してロック解除を行い、次にドアオープンとなるため、接近が速すぎるとドアオープンまで行われないとのことでした。 ディーラーさん曰く「コツがいるシステム」とのことです。 足で開閉できる「ハンズフリースライドドア」も上手く検知しない場合があるなど、何れの機能も一長一短ある印象です。 「助手席イージークローザー」、「タッチ&ゴーロック機能」 上記のほか、半ドアの状態でも自動で閉まる「助手席イージークローザー」、パワースライドドアが閉まりきる前に予約ドアロックを行える「パワースライドドア タッチ&ゴーロック機能」が設定されています。 これの機能により、手間や待ち時間がなくなることになり、便利です。 また、フューエルリッドの開閉を手動で行える「ドアロック連動フューエルリッド」は、地味に便利です。 ちなみに、スズキ「スペーシア」にも「パワースライドドア予約ロック機能」が設定されていますが、「スペーシア」の機能はリモコンにより予約する機能です。 「新型タント」はフロントドアハンドルのリクエストスイッチに触れるだけで予約ロックできる機能で、この点が軽自動車初なのでしょう。 その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。 出力:クルマの速さ• トルク:クルマの加速力 簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。 これは「N-BOX」のみに限らず、他の普通乗用車でも、ホンダ車は他のメーカーの車よりも高く設定されていることが多く、ホンダ車は走りに定評があります。 僅かな差ではありますが、パワーのない軽自動車の中で、 走りや加速性能を重視するのであれば「N-BOX」が良いでしょう。 その他、ドライビング装備として、コーナーリングで必要に応じてブレーキ制御を行う「アジャイルハンドリングアシスト」や「パドルシフト」が設定されている点でも、「N-BOX」は優れています。 「新型タント」も、ノンターボ車の最大トルク発生時の回転数の低下させたり、ターボ車の最大トルクをトルクアップさせたりと進化しています。 ノンターボ車に試乗した後、全く同じ道をターボ車で走行させてもらいました。 最大トルク発生時の回転数を低下させたことに起因されている様に思います。 「ターボ車と遜色ないな」というのが最初の感想です。 「ノンターボ車だからエンジンが唸るだけで加速は遅いだろう」と考えていると、いい意味で期待を裏切ってくれます。 ただ、やはり登り坂になるとパワー不足が顕著に感じられます。 ノンターボ車なら3,000回転を確実に超えた登り坂で、ターボ車ならより低回転で登れる感じでパワー不足をそこまで感じません。 そのため、登り坂や高速道路をよく走る方はターボ車を選択した方が良いでしょう。 静粛性は比較的良く、段差による突き上げも昔に比べればかなり抑えられており、乗り心地は1クラス上のBセグメントレベルだと感じました。 【N-BOXの良い点】助手スーパースライド等、使い勝手が良い 「新型タント」の使い勝手の良さについて先程ご紹介しましたが、前述の通り、全てにおいて「新型タント」が勝っているわけではなく、むしろ「N-BOX」が勝っている部分も多くあります。 「N-BOX」の使い勝手の良い点は、以下のとおりです。 助手席を最大57cmスライドできる「助手席スーパースライドシート」• ラゲッジスペースは「新型タント」より低床な47cm(新型タントは58cm)• 後席チップアップ機構により、背の高い荷物を積める• 車内スペースは軽スーパーハイトワゴンでトップクラスの224cm• エアコンにマニュアルエアコンの設定がなく、プラズマクラスター技術搭載• 運転席&助手席シートヒーターが最廉価グレードを除き標準装備• スピーカー数は最大で8スピーカーとなっており、クラスを超えた内容• 「新型タント」は助手席を最大38cmスライド可能となっているため、助手席のスライド幅では「N-BOX」が大きく勝っています。 これにより、車内をよりスムーズに移動することができ、助手席から後席のお子さんのお世話などができます。 荷室が低床、後席チップアップ機構 ラゲッジスペースは、「新型タント」の58cmより11cm低床な47cmとなっており、荷室幅も「新型タント」の100. 7cmより11. 3cm広い112cmとなっているため、荷物の積み込みが楽にできます。 また、後席チップアップ機構により後席部分に背の高い荷物を積むことも可能です。 車内スペースは軽スーパーハイトワゴンでトップクラスの広さ 「N-BOX」は、 室内長2,240mmとなっており、「新型タント」の2,180mmより 60mm広くなっています。 同様に、室内高は「N-BOX」が 1,400mm、「新型タント」が1,370mmとなっており、「N-BOX」の方が 30mm高くなっています。 室内高は、「スペーシア」の1,410mmに僅かに負けていますが、室内長は「N-BOX」の方が広く、車内の広さは軽スーパーハイトワゴンの中でトップクラスであることがわかります。 グレードにより異なります。 快適装備内容(一部)が「新型タント」より豪華 快適装備の内容が、一部「新型タント」より豪華になっています。 エアコンにマニュアルエアコンの設定がなく、プラズマクラスター技術搭載• 運転席&助手席シートヒーターが最廉価グレードを除き標準装備• スピーカー数は最大で8スピーカーとなっており、クラスを超えた内容• 「N-BOX」は全車標準装備と最も素晴らしく、「スペーシア」は最廉価グレードは装備できないものの上位グレードは標準装備となっています。 この点については、今後の一部改良などで見直してくれればと思いますね。 「新型タント」と「N-BOX」の価格を比較! ここまで「新型タント」と「N-BOX」の良い点をご紹介してきましたが、最後に価格を比較してみましょう。 理由は、安全装備「全車速追従機能付ACC」と「LKC(レーンキープコントロール)」を設定でき、ベース車よりお得だからです。 諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。 「スマートクルーズパック」にETCがセットになっていますので、お得です。 また、「スマートパノラマパーキングパック」を設定し、別途ナビを設定した場合、不要になった6. 2インチディスプレイオーディオが下取りという形で値引きしてもらえる様です。 これは、地域や時期によって受け取れない可能性もある様ですが、5万円程度値引きしてもらえます。 車両本体値引きと合算して、値引き額は10万円程度(2019年7月時点)となります。 N-BOXのおすすめグレード&価格 「N-BOX」のおすすめグレードは、ノーマルモデルなら「G・EX ターボ」 で約179万円、カスタムモデルなら「G・EX ターボ」で約200万円です。 ディーラーオプションの8インチナビ(約22万円)を装備すると、 「G・EX ターボ」 は約201万円、 「G・EX ターボ」は約222万円となります。 諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。 ETCやバックカメラは標準装備されていますので、お得です。 価格比較 結果 上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。 上記金額を比較すると、「新型タント」と「N-BOX」の金額差はほとんどなさそうです。 実燃費()は、両車ともに16. さらに、中古車であれば30万円以上安く購入できる車もたくさんあるので、よりお得に購入したい方は中古車も検討してみましょう!.

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ダイハツ タント/タントカスタム新型最新情報!お値段そのままで世界初の装備を搭載

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今の国内販売の1位は、暦年や年度で見ると一貫してN-BOXだ。 2013年/2015年/2016年は軽自動車の販売1位で、2017~2019年には、小型&普通車も含めた国内販売の総合1位になった。 そして2017年9月以降は、月別販売ランキングでも、2年以上にわたり一貫して1位を取り続けている。 年間や年度だけでなく、月別の1位も譲らない販売実績は凄い。 ところが2019年11月は、この安定した販売ランキングに変動があった。 国内販売の総合1位がタントになり、N-BOXは2位に下がったからだ。 今わかっている範囲では、タントのトップは2019年11月のみだ。 これでN-BOXの優位が揺らぐわけではないが、タントが注目を集めることは間違いない。 タントはニーズに合わせていろいろなグレードを用意しているが、最も買い得感が高いのはどれなのか? コストパフォーマンから考察していく。 文:渡辺陽一郎/写真:DAIHATSU、HONDA、平野学、奥隅圭之 11月にN-BOXを抜いて軽販売トップに躍進!! スーパーハイトワゴン軽自動車のパイオニアであるタントは2019年7月にフルモデルチェンジで新型に切り替わった。 2003年に初代が登場して現行が4代目 ダイハツの販売店に人気の理由を問い合わせると、「タントは最近になって生産と納車が軌道に乗ってきた」という。 現行タントは2019年7月に発売され、届け出台数は8月が1万6838台、9月は2万1858台、10月は台風の影響で1万1071台に減り、11月に2万1096台で総合1位となった。 11月の2位はN-BOXで1万8806台だ。 この推移を見ると、10月が9月に比べて約半減した反動で、11月が増えた可能性もある。 「タントが好調に売れて、N-BOXはユーザーを奪われた」と判断するのは早計だが、タントが好調に売れる資質を備えていることは確かだろう。 軽自動車の売れ方はスポーツカーとは正反対 また軽自動車やコンパクトカーなど、実用性の高い車種は、人気車でもフルモデルチェンジを行った直後に売れ行きが急増することはない。 ユーザーの買い方が冷静で、現在使っているクルマの車検期間が満了するなど、購入に最適なタイミングを見計らって乗り替えるからだ。 従って販売台数が急増しない代わりに、商品力の高い車種は、発売から時間を経過しても安定的に売れ続ける。 今の販売ランキングの上位車種は、すべて実用指向だから、時間を経過しても順位の入れ替わりは少ない。 ホンダ車の食い合いが激化しているから素直に喜べない N-BOXはその代表だ。 現行型の発売は2017年だから、2016年や2017年の前半はモデル末期だったが、売れ行きを下げていない。 2019年7月に発売されたタントも同様で、買い得な特別仕様車のVSシリーズを設定したこともあり、2019年1~6月の国内販売ランキング順位は、モデル末期なのにN-BOXとスペーシアに次ぐ総合3位だった。 ちなみにかつて人気の高かった時代のスポーツカーは、発売直後にユーザーが購買意欲を刺激されて売れ行きを伸ばし、需要が一巡すると急速に下降した。 軽自動車の売れ方は、クルマの性格と同様、スポーツカーとは正反対だ。 コンフォータブルパックが無料!? 標準(写真左)は歴代タントのイメージを踏襲するが、カスタム(写真右)は大胆にフロントマスクを変更してきた そこで改めて、好調な売れ行きが注目されるタントの買い得グレードを考えてみたい。 2019年12月23日には、新グレードのセレクションシリーズも加わり、選ぶべきグレードが変化した可能性もある。 タントには標準ボディとエアロパーツを装着したカスタムという2つのタイプがあり、エンジンはこの両タイプに、自然吸気のノーマルタイプとターボを設定している。 機能や装備に対して価格の割安な買い得グレードを選ぶなら、12月に追加されたXセレクションを推奨する。 セレクションシリーズは、NA、ターボともにラインナップされているが、価格が変わらないNAのXセレクションの買い得感が光る Xセレクションは、標準ボディにノーマルエンジンを搭載しており、装備は従来のXをベースに、コンフォータブルパックを加えた。 その内容は、運転席の上下調節機能、チルトステアリング、運転席と助手席のシートヒーター、360度スーパーUVカットガラス、格納式シートバックテーブルなど多岐にわたる。 コンフォータブルパックの価格は3万8500円だが、Xセレクションは149万500円だから、ベースグレードのXと同額だ。 つまりコンフォータブルパックが無料で装着されている。 軽自動車の価格設定は特殊 軽自動車は価格競争が激しく、ライバル車を横目で見ながら開発を進め、価格も決める。 従って後から発売された車種ほど、価格が割安になっていく。 タントも同様で、価格をほとんど高めずに安全装備などを充実させた。 この影響で現行タントは、先代タントが標準装着していた運転席の上下調節機能とチルトステアリングを前述のセットオプションに変更した。 苦渋の決断で運転席の上下調節機能とチルトステアリングをオプションとしたが、Xセレクションは標準装備となっていてしかも価格アップゼロ!! 開発者に理由を尋ねると、「標準装着することを繰り返し検討したが、どうしてもコストが合わずオプションにした」と述べている。 軽自動車の場合、機能や装備の結果として価格が決まるのではない。 最初から逸脱できない価格が決められていて、そこに機能と装備を合わせるのだ。 ただし今は安全装備の水準が急速に高まり、ライバル車に見劣りすれば販売競争に負ける。 装備が充実したことで価格を高めても、販売競争に負けてしまう。 その結果、苦渋の選択として、現行タントは運転席の上下調節機能とチルトステアリングをオプションに変更した。 通常であれば不自然なこの装備変更は、軽自動車が高コストな機能や装備を採用しながら価格を下げられない買い得感を突き詰めた裏返しなのだ。 より快適性を追求するオーナーに向けて、ウェルカムオープン機能などが盛り込まれたミラクルウォークスルーパッケージなども用意されている Xセレクションはこの苦渋の選択を飲み込み、コンフォータブルパックを無料装着した。 これは発売後数か月を経過しながら、届け出台数がN-BOXを超えられない結果、買い得グレードとして計画された。 従って推奨度が最も高い。 Xセレクションで従来の不利を払拭 タントXセレクションをライバルのN-BOX G・Lホンダセンシング(154万3300円)と比べると、タントXセレクションには車間距離を自動調節できるクルーズコントロールなどの運転支援機能は装着されないが、サイド&カーテンエアバッグやシートバックテーブルを備えて価格は5万2800円安い。 N-BOX G・Lホンダセンシングも相当に買い得だから、装備と価格の勝負にタントXセレクションが勝ったとはいえないが、従来の不利は払拭されている。 前述のようにN-BOXは安定的に売れるだけあって、高機能で価格も割安だ。 そこに対抗するのは容易ではない。 タントカスタムRSのターボモデルは価格設定は高いが、安全装備なども充実しているため満足感は高い。 セレクションシリーズも買い得感がある いっぽう、上級シリーズのタントカスタムを買うのであれば、ターボエンジンを搭載したカスタムRSセレクションを選ぶ。 これも新グレードのセレクションシリーズだ。 Xセレクションのコンフォータブルパックに加えて、カスタムRSにオプション設定される車間距離を自動調節できるクルーズコントロールなどの運転支援機能、LEDフォグランプなどを加えた。 カスタムRSセレクションの価格は185万3500円で、カスタムRSに比べると7万1500円高いが、セットオプション価格にして総額11万9900円の装備が加わるから、カスタムRSよりは4万8400円割安だ。 最上級の軽自動車を求めるユーザーにはメリットがある。 今の軽自動車は安全装備、快適装備をケチると販売に大きく影響するため、各社とも精力的にH外発を進めている。 ユーザーにとっては歓迎すべきことだ セレクションシリーズはタントをたくさん売るダイハツの意思表示 以上のようにタントの買い得グレードは標準ボディのXセレクション(149万500円)、高い満足度を求める個性派グレードはカスタムRSセレクション(185万3500円)になる。 販売店に納期を尋ねると「セレクションシリーズは、メーカーも売れ筋になると考えているから生産台数も増やしている。 従って契約から1カ月で納車できる。 逆に以前から設定されているセレクションシリーズ以外のグレードに、メーカーオプションをたくさん装着すると、納期が2カ月に延びることも考えられる」という。 スーパーハイトワゴン軽自動車の広い室内はハイトワゴン軽自動車を凌駕。 このゆったりした余裕が今のユーザーのニーズに合致して大ヒットしている つまりセレクションシリーズは、予めメーカーオプション装備を標準装着しているから、ユーザーがオプションを注文することに伴う受発注や生産の面倒を避けられる。 効率が高いから、価格も割安にできた。 セレクションシリーズは、今後タントをたくさん売る意気込みの表現でもあるわけだ。 果たしてタントは、年間販売ランキングのトップをN-BOXから奪えるだろうか。

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