メイドインアビスグロ。 『メイドインアビス』【感想・考察】アニメ『メイドインアビス』を見て【ネタバレ・グロ注意】

お前らメイドインアビスどう思う?

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『メイドインアビス』は、謎に包まれた大穴アビスの探索に挑む少女リコと、機械の体を持つレグの冒険を描くファンタジー漫画です。 可愛らしい絵柄とは裏腹にかなりシリアスな展開が多い内容で話題になりました。 毒のまわったリコの腕を、麻酔もかけずにレグが折り骨ごと切断しようとするシーンがあったり、呪いにより人の形や魂を失った人のなれ果てのような生物が現れたり、絵柄からは想像もつかない展開が待ち受けています。 しかしそのギャップこそが『メイドインアビス』の魅力であり多くのファンを獲得した要因といえるでしょう。 また作者のつくしあきひとは過去に10年もゲーム制作会社であるコナミに勤めており、そこで培ったファンタジーの世界を創り上げる能力もこの漫画で十分発揮しています。 シリアスですが引き込まれる世界観、そしてその世界の可愛いキャラクター達のギャップをお楽しみ頂けたらと思います。 アビスとは、およそ1900年前に南海ベオルスカの孤島で発見された謎の大きな縦穴です。 直径が約1㎞もある巨大な穴ですが、その深さは未だにハッキリと解明されていません。 また発見から1900年の時を経た現在でも、その存在理由や内部の詳しい情報などの多くは謎に包まれています。 1900年もの長い時を経ても未だに謎が多い大きな理由はアビスの上昇負荷、通称「アビスの呪い」です。 アビスに入っていく分には何ともないのですが、アビスから出ていく際、つまり上昇する時には深さに応じて様々な負荷が人体にかかるのです。 負荷は深ければ深いほど大きくなり、ある程度の深さまで降りてしまうと上昇する際に人体に申告なダメージを受けてしまいます。 そのためまともな調査ができず、今でもアビスは謎に包まれたままなのです。 第1巻ではリコの登場からレグとの出会い、そして母親からのメッセージを便りに2人でアビス深層へと旅立つところまでを描いています。 ここではアビスの謎や、アビスの呪いについてなど今後の物語を読み進めるにあたって理解しておかなければならないポイントが多くでてきますのでゆっくりと読み進めるのがおすすめです。 ある日アビスの奥深くから無人で届いた遺物の数々、その中にはリコの母ライザからと思われる「奈落の底で待つ」というメッセージがありました。 これを見たリコはアビス深層へと旅立つことを決意します。 まだ探窟家見習いである「赤笛」のリコにとってアビスの深層へ向かうということは二度と地上には戻れないことを意味します。 それでも深層へ向かうことを決めたリコとレグは友人のナットとシギーに見送られながらゆっくりとアビスの内部へと降りていくのでした。 リコとレグは、アビスを下へ下へと歩みを進めていきます。 アビスの中には原生生物といわれるモンスターが生息しており、それらに襲われたりしましたが、何とか深界2層「誘いの森」まで辿り着きました。 リコとレグは探窟家の中でも見習いである「赤笛」というランクなので、これより先に進めば自殺とみなされもう助けがくることもありません。 それでも2人は歩みを進め、深界二層最深部である「逆さの森」に辿り着きます。 ここにある観測基地にいるのが白笛「動かざるオーゼン」でした。 オーゼンはかつてリコの母、ライザの師匠であった女性でリコ出生の秘密をも知っていました。 しかしとても友好的な態度ではなくレグにいたってはオーゼンにボコボコにされてしまいます。 しかしこれはオーゼンが2人にこれからアビスの深層へ向かう力があるのか試すためだったのです。 3巻は物語のシリアス色がより一層強くなる巻でもあります。 かなりグロいシーンや辛いシーンもあるので覚悟して見ないといけません。 毒を持ったモンスターに遭遇し、運悪く刺されてしまったリコの左腕をレグが切り落とそうとするシーンなどは、思わず目を背けてしまいたくなります。 更にこの巻ではメインキャラクターであるナナチも登場します。 ナナチは過去に白笛「ボンドルド」の実験により「成れ果て」にされてしまった少年で、このボンドルドの実験も重く苦しい話になります。 そんな実験の被害者であるスライムのような「成れ果て」であるミーティーをナナチに頼まれて殺すなどキツいシーンが多いです。 しかし『メイドインアビス』という物語の深みに触れられるのもこの巻であり、ここ以降更に面白くなってきます。 第4巻では、リコとレグの危機を救ってくれたナナチを仲間に加え、3人で再び深層へ向けて進みはじめます。 そして実験と称してナナチやミーティを「成れ果て」にした張本人、白笛「ボンドルド」との対立を描く回でもあります。 この巻でボンドルドの秘密の多くが明らかになり、ボンドルドの圧倒的な強さを前に勝てるわけがないと絶望にも似た雰囲気を感じることでしょう。 事実この巻でもボンドルドを追い詰めるものの、倒すまでには至っていません。 この巻ではボンドルドの娘であるプルシュカも登場しますが、レグ達に追い詰められたボンドルドはあろうことか実の娘にすらも改造手術を施しはじめたところでこの巻は終わりを迎えます。 ボンドルドの強かさや異常性を描いているので全体的に暗い雰囲気の巻でした。 5巻はボンドルドの謎が明らかになり、ボンドルドと再戦をする巻になります。 ボンドルドは第5層に加工所を作り、そこで人間の脳と脊髄、それに数日間だけ生きられる分のはらわただけを残し箱に詰めカートリッジを作っていました。 これによりボンドルドはアビスの呪いの影響を克服していたのです。 リコ達はこのカートリッジを消耗させる作戦でボンドルドに挑みます。 パワーアップしたレグがボンドルドを徐々に追い詰めますがそこでボンドルドが出してきたのが、カートリッジにした娘のプルシュカだったのです。 レグはそれを見て激昂し、更に攻勢を強めますが、とうとうボンドルドに捉えられてしまいます。 ボンドルドがレグにとどめを刺そうとした時に聞こえてきたのは喧嘩をやめてというプルシュカの声でした。 その隙にリコがレグのもぎとられた腕を抱え、ボンドルドに目掛けて火葬砲を放ち、勝負は決するのでした。 ここからリコ達はとうとう第6層に足を踏み入れます。 第6層の上昇負荷は「人間性の喪失」です。 つまりこれより上昇することは、ここまでに見てきた「成れ果て」になってしまうことを意味しており絶対に後戻りできない領域に到達したことになります。 そんな第6層にあったのは、アビスの呪いによって成れ果てになったもの達が集まる成れ果ての村でした。 成れ果ての村には貨幣制度が存在せず、「価値」を交換することを基本としています。 ここでリコ達は成れ果て達と交流し、彼らも元はアビスの魅力に魅せられた探窟家たちであったことを知り、親近感のようなものを覚えるのでした。 しかしここで、成れ果ての姫と呼ばれるファフタにレグが誘拐されてしまうという事件が起こります。 第8巻は成れ果ての村がどうやってできたのかという過去の話がメインになりましす。 この話もまた、いつになく重く苦しい話になっており、読み進めるのが辛いほどです。 しかしこういう重い話をしっかりと描くところが『メイドインアビス』の魅力のひとつ。 そういった意味でこの巻は非常に『メイドインアビス』らしい1冊といえるのではないでしょうか。 成れ果ての村はかつて、人類がまだ第6層に到達していない時代、アビスの黄金郷を目指した決死隊「ガンジャ」が作った村だったのです。 ヴエコもこの決死隊のメンバーの一人でした。 しかし、この決死隊は第六層に到達したところで絶望的な被害に遭いそれ以降探求を続けることが難しくなってしまいます。 そんな時に見つかったのが「願いが叶う卵」という遺物でした。 2019年12月現在発売中である『メイドインアビス』の1~8巻のあらすじをざっくり紹介していきました。 こうやってまとめてみると、本作の魅力は徹底した物語のいたたまれなさにあることが再確認できます。 ただ絵がグロいとか、誰かが痛ましい目にあうといった浅はかなものではなく、綿密に作り込まれた、胸を締め付けられるような物語で見るものを飽きさせません。 またアビスというしっかりと作り込まれた世界観、そしてアビスの呪いという絶対的なルール、これらを上手く物語に取り込むことで、骨太なファンタジー作品に仕上がっています。 シリアスな話やキツいシーンが多いですが、見れば見るほど引き込まれる作品です。 機会があれば是非とも読んでみてください。

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『メイドインアビス』の魅力を全巻ネタバレ紹介!可愛い絵柄とシリアスな展開、作りこまれた世界観

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メイドインアビスの概要 メイドインアビスは、竹書房のWEBコミック配信サイト、「WEBコミックガンマ」で連載されている、冒険漫画です。 とある南の島にある、巨大な縦穴の謎をめぐる物語であり、可愛らしい絵に似つかわしくない、ハードでグロテスクなストーリーが話題を呼びました。 2017年にはテレビアニメ化され、2020年には劇場アニメが放映されました。 原作者であるつくしあきひとは、イラストレーターとしても有名で、アニメ「おとぎ銃士 赤ずきん」のキャラクターデザインを手がけたことでも有名です。 メイドインアビスの物語 およそ、1900年前、南ベルオスカ島で発見された巨大な縦穴「アビス」には、特殊な力場が存在し、独自の生態系を持つ生物や、謎の古代文明遺跡など、多くの神秘が眠っていました。 ベルオスカ島にある町、オースの孤児院に暮らす探掘家見習の少女リコは、母のような探掘家になることを夢見ていました。 ある日、彼女はアビスで、遺物収集をしていた時、不思議な少年を発見します。 少年の体を調べてみると、彼はロボットであることがわかりました。 やがて、「レグ」名付けられたそのロボットは、孤児院で、リコとともに探掘家見習となりました。 ある日、リコの母、ライザの封書が発見されました。 リコとレグが封書を読んでみると、アビスに関する記録の中にレグらしき者の姿の記録と、「奈落の底で待つ」というメッセージが書かれていました。 二人は、真相を確かめるために、ライザの待つ、アビスの底へ向かうことを決意します。 他にもリコとレグが旅立つ際、ナットの故郷である、オースの南区にあるスラム街を通る場面があります。 この町はかなり危険な街で、一同が通ろうとしたとき、不気味な人影が現れるなど、かなり気味の悪い表現で表わされています。 劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』4DX上映はじまりましたねー。 【第2巻】第二層にて、狡猾で強かなアビスの生き物とリコのおそるべき出自 グロ度 ライザや、オーゼンは白笛という称号の探掘家です。 探掘家は笛の色によって称号が決められています。 リコのような見習いは赤笛、一人前は蒼笛、師範代の月笛(紫)、達人の黒笛という具合です。 中でも白笛は伝説級の称号を持つ探掘家です。 彼らの使う笛は特殊な材質でできており、本人しか使えません。 リコはシーカーキャンプに泊まっていると、夜中に不気味なものを見てしまいます。 それは生きているかのように動きまわる動物の死体でした。 恐ろしさのあまり、リコはおねしょをしてしまいます。 正体はオーゼンの持つ一級遺物の一つ「呪い除けの籠」に入れられた動物の肉でした。 呪い除けの籠はいかなる仕組なのかは不明ですが、死体を入れると動き回り、なぜかアビスの底に行こうとするようです。 遺物とはアビスにある古代文明の遺跡から発掘されたオーパーツ(発見された場所や時代に合っていない道具のことで、代表例はマヤ文明で発見されたクリスタルスカル)のことで、何の役に立つかわからないものから、国の力関係が変わるほどのものまで存在します。 この呪い除けの籠は、リコの出自に大きく関わっています。 ライザは身重だったころに、国からの特命で、アビスの深層にある特級遺物の回収の任つきました。 探掘は想像以上に厳しいもので、道中ライザとオーゼン以外の隊員はほとんど亡くなってしまいます。 死亡者の中にはライザの夫で、リコの父であるトーカも含まれていました。 そんな最中、ライザはアビスでリコを出産したのですが、その時すでに死産だったのです。 しかし、リコを生かしたかったライザは、呪い除けの籠にリコを入れました。 アビスに一度潜って地上に戻ろうとすると、アビスにある力場が体の負担となり、体調に異変をもたらします。 第一層から第三層までは、体調不良くらいですが、第四層からは全身から出血し、死の危険にさらされることになり、第五層や六層となると、人間性を喪失し、異形の生き物になってしまいます(第七層は確実な死です)。 ナナチは水キノコを寄生させて毒を吸わせるという、独自の医学知識でリコの手を治療しますが、寄生した水キノコを手術で取り除く場面は、目を覆いたくなるほど痛々しい場面です。 ナナチは、ミーティという崩れた動物のようなグロテスクな姿をした成れ果てと同居しています。 このミーティは、グロテスクな姿ですが、もともと可愛らしい女の子でした。 彼は、奈落の底で発見されたロボットであるレグに興味を抱いて、レグを解体しようとしたのです。 レグはボンドルドの部下達「アンブレラハンズ」によって、体中を調べ上げられ、こともあろうに腕を切り落とされてしまいます。 全身を解体されかかるところを、レグはナナチとリコ、そしてリコと友達になったプルシュカに助けられました。 この後、リコ、レグ、ナナチの三人はボンドルドと交戦し、一度は彼を追い詰めますが、ボンドルドは駆け付けたプルシュカの前で、アンブレラハンズの一体の体を乗っ取って復活します。 なんと、ボンドルドは「ゾアホリック」という遺物を使って自分の精神を分裂させ、アンブレラハンズに自分の精神を移植させていたのです。 つまり、アンブレラハンズのすべては、ボンドルドそのものだったのです。 そして、彼にはもう一つ、恐るべき秘密を宿していました。 イドフロントでナナチやミーティを実験台にした結果、彼は上昇負荷を軽減させるカートリッジという道具を発明します。 カートリッジは、ボトルタンクのような道具で、これを身に着けていると、自分の代わりに上昇負荷を引き受けてくれるというものです。 しかし、このカートリッジの正体は、ボンドルドがさらってきた子供を解体し、わずかな脳髄のみにして、ボトルの中に詰め込んだものだったのです。 そして、ボンドルドは自分に駆け寄ってきたプルシュカまでも、カートリッジにしてしまいます。 彼女が解体されていく様は、どこか残酷さが入り混じった奇妙なエロスさえただよっています。 【第6巻・第7巻】破ったものには無慈悲な制裁、成れ果て村の恐ろしい掟 グロ度 白笛は人間を媒体として生成するユアワースという物質を原材料にして造られます。 カートリッジになったプルシュカは、友達になったリコたちと、冒険を共にしたいと願うかのように、白笛の原材料であるユアワースになりました。 白笛プルシュカ制作途中です これからもう少し微調整していきます 意見などして頂いても構いません — ミッチ 5ptTCmhGNJnz08H リコたちは、プルシュカのペットだったメイニャを連れて、第六層「還らざるの都」に到着し、再び冒険を続けるも、なんとユアワースを何者かに奪われてしまいます。 必死で探す一同は、巨大なタワー型の物体にたどり着きます。 内部は力場がなく、多くの成れ果てがいました。 このタワーは成れ果てたちの住む村で、タワーは成れ果てたちのコロニーだったのです。 成れ果ての村の住人は、自分たちの「価値」を交換し合って、村を形成しています。 探掘家たちの捨てられた物品を売るものもいれば、自分の体に小さな生き物を這わせるのが価値というもの、中には切り刻むのが価値という恐ろしい者も存在します。 そんな中、ぬいぐるみを好む「マアア」という成れ果てが現れ、メイニャを気に入ったのか、持ち去ろうとしてしまいます。 力の強い成れ果てであったのか、彼(?)は、うっかりメイニャを握りつぶしそうになってしまいます。 ほめて!!!!!オレをほめて!!!!! — マアアさん saitamachinchin しかし、この村では他者の価値を奪ったり傷つけたりするのは、大変な掟違反です。 メイニャを傷つけたマアアは「精算」をされてしまいます。 村を形成しているコロニーから、不気味な黒い影法師のようなものが現れ、マアアの大事にしていたマアアのぬいぐるみを奪い取り、分解してしまいます。 村は、他者の価値を傷つけたら、その者から傷つけた分の価値を強引に奪い去っていくのです。 大事にしていたぬいぐるみやおもちゃを奪われ、分解され、マアアは泣き叫びましたが、精算には追い付かず、影法師はマアアの体を一部を引きはがして価値にしようとします(村は奪い取った価値を貨幣のような形に加工します)。 幸いにもマアアは無事だったようですが、あまりにも凄惨な光景にリコたちは言葉を失ってしまいました。 【第8巻】成れ果ての村の呪われた起源!禁断の食物を食べた者たち グロ度 測 定 不 能 リコは、村の奥に幽閉されていた不思議な女性ヴエロエルコ(通称ヴエコ)と出会います。 彼女はこの村を作ったアビスを調査していた探掘隊、「ガンジャ決死隊」の一員でした。 その原住民たちの中に、ガンジャ決死隊と同行していた少女がいました。 彼女の名は「イルミューイ」です。 彼女は、子供を産めない体であったために、村人から捨てられたのです。 キミもメイドインアビス8巻を買ってイルミューイに会おう!! — セン間サクヤ 0bz6s3GL4dDPONp ガンジャ決死隊が、第六層に到着すると、彼らは飲み水にあたってしまい、全滅の危機を迎えました。 イルミューイもまた、飲み水にあたってしまい生死の境をさまよいましたが、決死隊が発見した、願いをかなえる遺物「欲望の揺籃」を使って、命を取り戻しました。 しかし、イルミューイの体は、徐々に崩れ去るように変貌してゆき、体から小動物のような赤ちゃんを産むようになっていきました。 決死隊のリーダーであるワズキャンは、おぞましいことに、その赤ん坊を食材にして周囲の人間に食べさせました。 すると、瀕死に陥っていた隊員たちは、体が回復していきました。 — クソリプしてくるワズキャン kusoripwazcan ヴエコは、子供を奪われるイルミューイが不憫でならなかったのですが、どうすることもできませんでした。 イルミューイの体はどんどん変貌してゆき、巨大なモノリスのようになってゆきます。 そして、イルミューイは隊員たちの体を取り込み、成れ果てに転生させて、自分の体内に住まわせました。 これが今の成れ果ての村の正体であったのです メイドインアビスのグロシーンはなぜ必要か? グロテスクな場面には冒険の真実が隠されている メイドインアビスになぜこれほどグロ描写が多く登場するでしょう?それはメイドインアビスで語られているのは、冒険の真実、そして、生物の持つ本質的な残酷さを語っているのだと筆者は考えています。 リコとレグの師となるオーゼンによると、アビスの現生物は自分より強かで狡猾なものばかりであるとのことです。 また、メイドインアビスは、遺物という不思議な道具を使うことはあっても、基本的に魔法のような奇跡の力は出てきません。 そのため、治療の場面では、リコの手術シーンのように、見ているほうが痛々しくなるような描写で表現されています。 また、プルシュカがボンドルドによって、カートリッジにされる場面のように、エログロな描写が多く登場するのも本作の特徴の一つです。 本来性器や性描写というのはグロテスクなもので、エログロという言葉があるように、江戸川乱歩や夢野久作の小説や、サロメの絵画で有名なオブリー・ビアズリーなど、猟奇趣味系のモノには、悪趣味な性描写とグロ描写がワンセットになっていました(近年では会田誠の絵画が有名です)。 その作品は難解なことで有名だ。 構造主義的な観点から、魚や果実を若い女性と置き換えた作品だが、その高い技術力で見事に独自の世界を造り出すことに成功している。 — ローズキャット Kichiji1414 なぜなら、人はグロテスクなものや残酷なものに、エロスを感じてしまうという、極めて奇妙な本能が宿っているのです。 つまり、メイドインアビスには、それまでのファンタジーや冒険ものでは表現されなかった、性や食、場合によっては排泄などを表現した物語でもあったのです。 つまり、メイドインアビスのグロ描写や残酷描写には、冒険の世界の真実が語られているのであり、リコやレグがその世界に行くというのは、子供が今まで知らなかった、世界の裏側を知って大人になるということを意味しているのです。 グロテスクなものほど旨い!不気味なものに人は惹かれてしまう メイドインアビスは食事の場面が多く出てきます。 この食事の場面は一見和やかに見えますが、本作の残酷な一面が見え隠れしていることがわかります。 善人はおいしそうに食べ、悪人は汚らしく食べるという、お菓子研究家の福田里香が述べたことで有名な「フード理論」をもとにに分析してみますと、食事をおいしく食べるのは、仲間同士で打ち解けあう、読者に感情移入しやすくなるための演出なのです。 本作メイドインアビスでは、リコ、レグ、ナナチの三人が食事をする場面がそれに該当します。 しかし、彼らが食べているものは、元は凶暴なアビスの原生物であり、その生き物は 探掘家たちを捕食しているのです。 つまり、リコたちは、間接的に仲間を食べていることになるのです(第2巻でそれを示唆するセリフがあります)。 リコは、それに対して、彼らは生き物の血肉になって、自分たちの力になってくれると言い、アビスで生きるにはそれくらいの強かさ、そして仲間たちの協力がないと生きられないと伝えているのです。 あの有名な「進撃の巨人」も食が裏のテーマになっていると言われており「食べる」というのは実は大変凶暴で、恐ろしく、グロテスクな行為であるということがわかります。 では、グロテスクな食べ物そのものは、何を暗示しているのでしょう?それは、未知なる世界へ足を踏み入れるということを意味しているのです。 考えてみると、人間の食べているものの中には、ホヤやナマコ、カタツムリなど、グロテスクな食材が多く見られます。 なぜこんなものを?と思うかもしれませんが、人とは切羽詰まるといろんなものを食べて、何が食えるか常に試してきたという、実例からきているのです。 つまり、人は根源的な欲や本能、そして好奇心に突き動かされて、未知の世界へ足を踏み入れて生きてきたということを意味しています。 メイドインアビスでも、どれほど恐ろしいものが待っていようとも、人は憧れを止めることはできないという言葉があります。 つまり、人は根源的な欲に突き動かされて、未知の世界へ旅立って、発展を遂げてきたということです。 又、食べ物には好奇心とともに、タブー(禁断)の概念が関わっています。 これは、神話や聖書を読んでみるわかります。 古事記に伝わるヨモツへグイや、ギリシャ神話にある冥府の国にあるザクロなどがその例です。 この二つの食べ物は、神話の世界では、黄泉の国の食べ物であるため、一度口にしてしまうと元の世界に戻れないと語られています。 成れ果ての村の逸話では、ガンジャ決死隊が、欲望の揺籃を使って、イルミューイに産ませた小動物の赤ん坊を食して、生きながらえるというおぞましいエピソードがありますが、これは禁じられたものを食べることにより、人間性を失い、元に戻ることができなくなってしまうことを意味しているのです。 つまり、未知の世界には蠱惑的なものもあれば、危険で恐ろしいものもあるということを意味しています。 不気味な生き物、成れ果て、未知の世界にはグロテスクな生き物でいっぱい 三つ目の巨大怪鳥ナキカバネや、全身が針のような毛で覆われたタマウガチに、巨大な口を持つ大蛇ベニクチナワなど、メイドインアビスに登場する生き物や成れ果てたちは、みんなグロテスクで恐ろし気なものばかりです。 特に成れ果ての見た目は、H・P・ラブクラフトのクトゥルフ神話に登場するモンスターのように、深海生物のような不気味なデザインです。 これは、アビスの生物は未知なる世界の住人であることを意味しています。 未知の世界には、信じられない見た目や生態系を持った生物がいるということであり、昔から冒険ものには必ずモンスターが登場するのが定番でした。 有名なのはアメリカの「キングコング」です。 メイドインアビスのグロさついてのまとめ メイドインアビスの物語は、深層に近づくにつれて、次第にグロさも、物語の激しさも増してきます。 グロテスクには、子供が知る世の中の不条理さや残酷な一面、生きるための原動力でもエゴイズムでもある、人間の本能と欲、そして未知の世界そのものが表現されています。 それはただの悪趣味では言い表すことができない、人の根源的な欲や残酷さ、あるいは人間もまた自然の中にいる生物の一種であるという意味が隠されています。 リコ、レグ、ナナチのいる場所は第六層であり、ライザが待っているのは第七層。 三人の前にはまだとてつもない未知が待っているようです。

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グロ鬱展開が話題の漫画メイドインアビスについてご紹介!

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イドインアビス深き魂の黎明はグロいしエグいので苦手な人は見れないのか 今作品は可愛いキャラクター達が活躍しますよね。 絵柄もほんわかした感じ。 でも、R15+という年齢制限が必要というギャップ! この落差が残酷さや衝撃的な内容を更に深めていると言えます。 そして、グロさとエグさはどうなのか? テレビアニメ版は僕も見ましたが、痛いしグロいかわいそう。 あの見た目のキャラクターが、こんな痛々しい姿になっていく様には、なかなかキツいものがありました。 そして、今作の劇場版。 どうやら、後半にグロい描写があるようです。 グロさの程度は見た人によって個人差があります。 テレビアニメ版をちゃんと見てから今作を見た人は、ある程度の耐性ができているので大丈夫でしょう。 ですが、テレビアニメを見てない人やグロ耐性が限りなく皆無な人は注意が必要です。 あまりお腹をいっぱいにしない方がいいかもしれませんね。 動く映像で表現されるとやっぱり衝撃的だと思います。 僕としては、グロさも確かにキツイですが、その一連の描写にメンタルがかなりやられる方が強いと感じます。 心配な方はテレビアニメ版を見てから劇場版を見るかを検討するのも良いかもしれません。 でも、テレビアニメ見たら劇場版は気になるに決まってますがね。 テレビアニメ版が見たい方は、こちらからも見れますよ。 現在、 31日間無料トライアル中なので、 期間内に解約すれば使用料金は無料にできます。 無料でメイドインアビスの全13話を見ることができるので、ひとつの方法として検討してみてくださいね。 U-NEXTは動画配信の大手サイトですので、サポートやサービスも充実しており安心して使うことができます。 僕もこのU-NEXTでメイドインアビスを観ました。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。 —————————————————————— 映画を見た人のグロさやエグさについての意見感想 劇場版『メイドインアビス』観に行きました! アニメスタッフの皆さま、あのエグい アクションもグロいのも含め 数々の場面を丁寧に描いていただきありがとうございました!至福の105分間でした。 R15指定のグロも含め、メイドインアビスまぢ凄まじい作品だったな。 気軽には観れないけど、この作品でしか味わえない世界観、感慨深い作品だと思う。 感動するなんてもんじゃない。 見終わった後もずっと何かが残るよ。 いい話だったとか、泣けたとか、ハッピーだったとか、単純なものじゃないカオスな感情を抱くよ。 あと言うほどグロくないよ。 あとマルルクちゃんが可愛い。 — 召歌音ユキ yukiurimhh 【 イン アビス】TV版 劇場版総集編 の純粋な続編。 観終わってからWikiで調べても充分。 原作通りのドギツイ,グロシーンがあるので覚悟は必要。 — 伊月仁志 cosmo1092 それと今日はメイドインアビス劇場版観に行ったけれども可愛い絵から掛け離れてめちゃくちゃグロシーンやレグのえちえちなシーンあってドキドキとぐああああが混ざり合って見終わった後不思議な気持ちになった。 もふりてえ、んなぁ~。 ストーリーはナナチとミーティの因縁の相手であるボンドルドとの決着が描かれる。 テレビ版に輪をかけてグロ注意だが、姿形が変わっても変わらぬ愛を感じた — マミヤトシロー?? romanticju 観た人もグロさには注意という意見が多いです。 ですが、グロさはそれほどでもないという方もかなりいますね。 グロさを感じる程度にはやっぱり個人差があると思われます。 あと、グロい映像は確かに注意が必要だが、物語の重さやエグさの方が精神的に来るという意見もあります。 素晴らしい作品ですが、そういう面で突き抜けている映画でもあるのでご注意ください。 まとめ いかがでしたでしょうか。 「メイドインアビス深き魂の黎明はグロいしエグい?年齢制限もあるのか解説」についてでした。 少しでも参考にしていただけたなら嬉しく思います。 今作品はグロい、エグい、さらにキモいと三拍子揃った映画とも言えます。 こういうのが得意、むしろ大好きという方には最高に楽しめる作品です。 素晴らしい冒険ストーリーであり、命の煌きを感じれるので壮大な物語なので、ぜひ劇場で観てほしいです。 劇場版メイドインアビスはテレビシリーズの続編です。 アニメの内容も気になりませんか? あの 「美少女戦士」 が無料配信されました! 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!.

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